巨人・原監督が小林誠司を「元選手」と突き放した!ドラフトにも学閥の影響が

Asagei Biz

原辰徳
原辰徳

 球界はすでにストーブリーグ真っただ中である。今季が振るわなかったのであれば、来季に頭を切り替える向きも多かろう。いや、今のうちに反省するからこそ、先に進めるのではなかろうか。内部事情を知る球界関係者が集い、戦犯たちに猛省を促す!

A(スポーツ紙デスク) やっぱり、まず「反省」しなきゃいけないのは巨人だろう。リーグ優勝しながら天国から地獄。2年連続の日本シリーズ4連敗はあまりにも赤っ恥だった。

B(NPB関係者) 最も致命的な敗因は、第1戦で丸佳浩(31)が見せた走塁だと、球界ではもっぱらです。

C(スポーツ紙記者) 2点を追う無死一、二塁の絶好機であっけなく6-4-3の併殺打に倒れ、その際に一塁送球を受けたソフトバンク・中村晃(31)の左足を丸が自身の左足で蹴飛ばす形になった。マウンドの千賀滉大(27)が思わず声を上げて抗議するしぐさを見せ、不穏な空気が漂いかけました。中村が笑みを浮かべて「大丈夫」とアピールしたことで事なきを得ましたが、ソフトバンクのベンチ内は誰もが「姑息なマネをしやがって!」と怒り心頭。あのプレーで完全に火がついてしまいましたね。

D(民放局中継スタッフ) 丸は自覚があったはずなのに、その場できちんと謝罪しなかった。生中継していた日本テレビが丸の併殺シーンを振り返るべく繰り返し流したため多くの視聴者に知られ、ネット上で「丸キック」として物議を醸しました。しかも実況の上重聡アナ(40)は疑惑のプレーに一切触れずスルーしたので、SNSを中心に「系列の日テレまで組織ぐるみで隠蔽しようとしている」と大炎上。その数時間後に、海の向こうからダルビッシュにもツイッターで苦言を呈され、ますます批判の対象としてさらされた。コトの重大さをようやく悟った丸は翌日の試合前、練習中に工藤公康監督(57)と中村に謝罪しましたが、もう「時すでに遅し」でしたね。

A このシリーズで丸は15打数2安打で打率1割3分3厘。広島時代から「逆シリーズ男」と言われ続け、今年は余計なところでも汚点を残してしまった。

C 原辰徳監督(62)も日本シリーズでは捕手の偏重起用が裏目に出ましたよね。大城卓三(27)に先発マスクをかぶらせ続けて陳腐な配球が読まれたあげく、ソフトバンク勢にめった打ちを食らいました。第4戦でようやくスタメンから大城を外しましたが、チーム内から「東海大の後輩だから特別扱いしているのではないか」と疑念を抱かれたほどです。

B 左手人さし指を骨折して日本シリーズに出場できなかった小林誠司(31)は、原監督から「元選手」と呼ばれ、突き放されていますからね。チーム内からは「小林が東海大OBだったら今頃、巨人で不動の正捕手になっていただろう」なんて声も上がっているほどです。

D 今秋のドラフトでは野球部員の違法薬物使用が発覚した東海大から12球団の中で巨人だけが、手術明けで来季はリハビリ予定の山﨑伊織(22)を2位指名。球界関係者の間でも「やはり全権指揮官の東海大ラインが重用されたからだ」との指摘が飛び交っています。

 やはりプロ野球も“学閥”がモノを言う世界なのかもしれない。

※「週刊アサヒ芸能」12月24日号より

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