中村倫也『恋あた』最終回で「やっとの告白」にファン興奮「刺さりまくった」
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森七菜(19)主演のドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)の第9話が12月15日に放送され、ラスト90秒で中村倫也(33)が演じた、浅羽拓実の井上樹木(森七菜)への告白シーンが、多くの視聴者の感情を揺さぶったようだ。
前回、復縁した元恋人の北川里保(石橋静河/26)に再び別れを告げられたとき、浅羽は「拓実は樹木ちゃんのことが好きだよ」と指摘された。その言葉が頭から離れなかった浅羽は、里保を呼び出すと「里保以上に彼女のことが好きだとは、まだ思えない」と明かす。
しかし、里保は「好きの種類が違うんじゃない?」と言うと、浅羽の心の開き方を“回転ドア”にたとえ、「入るタイミングが超絶難しい。樹木ちゃんは、その心のドアをクルッと簡単に通り抜けられるんじゃない? うらやましいよ」と、浅羽への想いが吹っ切れたように語った。
さらに、里保は「自分の気持ちに気づくなら、今のうちだよ」と忠告。浅羽は自身の気持ちを確認するために樹木を誘うが、美術館に行っても、CDショップに行っても趣味が合わない。また、焼肉店では価値観も合わず、浅羽は困惑したような表情を見せる。
一方、樹木も里保から「拓実と別れたの。だから、気にすることないよ。樹木ちゃん、拓実のこと好きでしょ。隠してもダメ、“好き”がダダもれてる。とっくに分かってたけど、私も新谷も」と言われ、新谷誠(仲野太賀/27)とつきあうことで、浅羽をあきらめようとしていた気持ちが揺れていた。
■中村倫也の変貌にファン歓喜
そして、ドラマ終盤、移動販売事業で「ココエブリィ」本社に復帰することになった浅羽は、一番に樹木に知らせようとスイーツ開発部に行くが、そこにいたのは里保だけ。「樹木ちゃんなら新谷といるよ。今日返事するみたい」と言われると、血相を変えて駆け出していく。
そのとき、樹木は新谷の「樹木ちゃんのクリスマスまでの期間を俺にください」「その日(クリスマス)までに俺は樹木ちゃんの特別になる」という告白に答えを出そうとしていたのだが、ここに必死で駆け込んできた浅羽が割って入ってきた。
驚く樹木に浅羽は「君と一緒にいると、イラつくし、疲れるし、全然、自分のペースで進まないし。趣味も好みも価値観もまったくかみ合わない! だけど楽しい! 君がそばにいると。会社で会っているときは分からなかった。でも、いなくなって初めて気づいた」と思いを明かし、目を潤ませて「俺には君が必要だ」と告白した。
ドラマは思いつめたような樹木の表情で終えたが、視聴者はツイッター上で浅羽のカッコ悪いぐらい必死な告白に「もう好きじゃないって思い込ませている人からこんなさ、涙ながらに告白されたらさ、そんなん好きになるじゃん」「シャチョーがやっと素直になった渾身の告白が刺さりまくった」などと大興奮。
■石橋静河と仲野太賀は?
また「1話ではあんなにクールだった浅羽さんのキャラが崩れて、こんなに樹木ちゃんのことが好きになるなんて」「自分のペースを狂わされて格好悪い姿も情けない姿も露呈する、他の人さえ目に入らないほど、夢中になるのが恋。シャッチョさんのこの姿が1話からずーーーっと見たかった! 」などと、ようやく訪れた恋の急展開を喜んでいた。
最終回の予告編には、どんな結末を迎えるかヒントはなかった。樹木と浅羽はもちろんだが、2人の恋のアシスト役に回ってしまった里保にも、当て馬に戻ってしまいそうな新谷にも、“あたたかい”クリスマスを過ごさせてほしいものだ(ドラマライター/ヤマカワ)