アンチセンスおよびRNAi治療薬の市場規模、2023年には14億4000万米ドル到達予想 変異遺伝子を修復することで様々な神経変性疾患の治療に利用 (2/3ページ)
さらに、世界保健機関(WHO)によると、様々な気候変動の問題から不十分な医療施設に至るまで、多くの懸念事項をかかえた感染症は、2019年のWHO健康脅威リストの上位を占めています。いくつかの神経変性疾患や感染症の有病率の増加は、アンチセンスおよびRNAi治療薬市場の成長を牽引すると予想されています。
RNA干渉ベースの薬剤の高コストは、今後のアンチセンスおよびRNAi治療薬市場の成長の抑制要因となる事が予測されます。厳しい規制、長い承認プロセス、高額な開発コスト、患者数の少なさなどが、RNA干渉薬の高コスト化の要因となっており、今後の市場の成長を阻害すると予想されています。
アンチセンスおよびRNAi治療薬市場で事業を展開している主要企業は、競争が激化するなか、製品革新のためのコラボレーションやパートナーシップなどの戦略的な取り組みを行っており、自社による製品を開発のみならず、他企業とスキルや専門知識を共有しています。同市場では、企業は長い間、学術機関や研究機関とも、提携やライセンス契約の締結など、相互に協力関係を築いてきました。この傾向はここ数年増加しています。
アンチセンスおよびRNAi治療薬市場は、技術別 (RNA干渉、アンチセンスRNA)、投与経路別(肺送達、静脈内注射、皮内注射、腹腔内注射、局所送達、その他の送達方法)、適応症別(がん、循環器疾患、呼吸器疾患、神経疾患、感染症、その他)に分類されています。