竹内結子さん急死から3か月―報じられたまったく異なる「家族の未来」!

日刊大衆

竹内結子さん
竹内結子さん

 2020年も残すところあと10日足らずとなった。

 今年は7月18日に三浦春馬さん(享年30)、9月14日に芦名星さん(享年36)、9月27日には竹内結子さん(享年40)が亡くなるなど、芸能人の突然の死が相次いだ1年となった。

「どの方の死もあまりにも突然過ぎて、しかもそれが立て続けに報じられたため、世間にも大きな衝撃が走りました。

 特に竹内さんは、歌舞伎俳優の中村獅童さん(48)との間に生まれた中学3年生の長男と、再婚相手で俳優の中林大樹さん(35)の間に今年1月に生まれたばかりの次男を残して亡くなったこともあり、中林さんの動向にも注目が集まっていました」(女性誌ライター)

 12月22日発売の『女性自身』(光文社)では、中林の近況について伝えている。

 竹内さんの死から3か月、中林の傷はまだ癒えてはないものの、10月には竹内さんの個人事務所の代表取締役に就任。過去の出演作の著作権や所有していた不動産管理などを引き継いだという。

「中林さんは“2人の息子を自分が育てることが、結子が一番喜ぶこと”だという思いで、息子さん2人を全力で支えていると『女性自身』では伝えています」(前同)

■中村獅童も長男を引き取る決意を固め……

 同日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、竹内さんの前夫の中村獅童の近況を報じている。

 獅童も、竹内さんが亡くなった当日は何できないほど落ち込み、憔悴していたという。また、関係者から「彼にとっての父親は獅童さんなんだから、長男を引き取ってはどうか」と言われたと、同誌では伝えている。

「そういった言葉をかけられて、獅童さんも“長男の今後について、中林さんと話し合いたい”と話していたといいます」(前同)

『週刊女性』では獅童を直撃取材。長男の今後について、中林サイドと話をしているかどうか尋ねられると「中林さんの事務所には息子のサポートもするし、可能なら引き取ることも検討しているとは伝えている」、「(現在の)妻も了承しているし、血がつながっているから当然です」と応じている。

「中林さんのマネージャーからも連絡があったといいますが、コロナ禍ということで、今後あらためて話し合いがもたれることになるのかもしれません。

 ただ、『女性自身』では中林さんが2人の息子を育てる、『週刊女性』では獅童さんが長男を引き取ることも検討している、と、まったく違う報じ方をしているんです。

 獅童さんは直撃取材に対し、“デリケートなことなので正式に何かあったらこちらも対応するつもりです”とも話していますが、今まさに多感な時期を迎えている長男にとっては、特にデリケートな問題ですよね。果たして今後、双方、また長男自身がどのような決断を出すのか……その未来は大きく変わりますよね」(同)

■夫婦問題研究家に見解を聞いた

 両誌の報道の通りだと、獅童と中林、2人の父親のどちらにも育てる覚悟があるということだが、今後はどうなっていくのだろうか。夫婦問題研究家で離婚相談士でもある岡野あつこ氏に話を聞いた。

「中学生ともなれば、自分の意思がしっかりと主張できるわけですから、最も尊重されるのは長男本人の想いでしょう。もし彼が“実のお父さんのところに行きたい”と言えば、それが考慮されますし、“育ての父親と一緒にいたい”と言えばそれが尊重されます」(岡野氏=以下同)

 獅童が、長男を引き取ってもいいと表明していることについては、

「まずは竹内さんへの想いがあってのことだと思いますが、獅童さんは前妻の竹内さんのことをちゃんと認めているし、“嫌いで別れたわけじゃないよ”ということや、追悼の意思を含めて長男に伝えているのではないでしょうか。獅童さんにも新しい奥さんと子どもがいて、彼の家族にしてみたら、中学生の子どもが新たに加わるというのは戸惑いもあると思います。

 それでも、獅童さんは家族を説得して、竹内さんの代わりに育てるという思いに至ったわけですから、とても立派なことですよね」

■2人の父からの「愛」

 一方の中林について『女性自身』では、自分が2人の息子を支えていくことが、竹内さんの想いに応えることになると考えている、と報じている。

「中林さんは、竹内さんと結婚したときから、“自分の子どもとして育てる”という思いを貫いているのではないでしょうか。また、そういう思いであれば中林さんは長男と養子縁組しているはずです。養子縁組しているのであればその関係が優先される。連れ子のままで、養子縁組しなくてもよいのですが、それでも縁組をしていれば相当な覚悟ですよね。それでも、中学生であれば長男本人の意思が重要になってきます。

 あえて順番をつけるとすれば、一番尊重されるべきは長男の意思、二番目が養子縁組、三番目が今の奥さんまでしっかりと説得し受け入れる決意をした獅童さんということになる。ただ、中林さんも獅童さんのどちらもが長男のことを考えています。長男は竹内さんが亡くなった今も、2人の父からの愛を感じているのではないでしょうか」

 竹内さんの死から3か月、家族の気持ちに整理がつくまでには、まだまだ時間がかかりそうだ――。

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