『やりすぎ都市伝説』炎上! 新型コロナをめぐる都市伝説に「BPO案件ですね」

まいじつ

『やりすぎ都市伝説』炎上! 新型コロナをめぐる都市伝説に「BPO案件ですね」

世界のさまざまな分野から、禁断の都市伝説を紐解いていく人気特番『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系)。同番組の告知記事をめぐって、ネット上で「悪質だ」という批判が相次いでいる。

騒動の発端となったのは、12月22日にテレビ東京の公式サイト『テレ東プラス』で公開された『コロナワクチン接種による人類の新たな線引き、コロナ禍で進むパラダイムシフト、その先に待つ未来は?:やりすぎ都市伝説』と題した記事だ。

記事内では、12月25日放送の同番組を告知するため、今年9月に放送された『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2020秋』の内容を紹介。ミステリー作家・関暁夫による都市伝説ファイルとして、「コロナが引き起こすパラダイムシフト」「コロナの逆境を乗り越えた先に待つ〝ニューノーマル〟とは?」などと、新型コロナウイルスに関する都市伝説が取り上げられている。

その中には「激化するワクチン開発競争に潜む各国の思惑」「ワクチン開発と人間選別」など、社会的な関心が高まっている「コロナワクチン」をめぐるトピックも。ワクチンの開発をめぐる各国の思惑について、真偽が明らかでない解説が加えられていた。

人々の不安を煽る都市伝説に激しい批判

すでに放送済みの番組内容をまとめた記事だったが、SNS上ではテレビ局や制作スタッフの倫理観を問う声が続出。

《都市伝説と前置きしても、新型コロナワクチンの副反応を大々的に放送して世の中の不安を煽るのはBPO案件ですね》
《新型コロナワクチンの都市伝説で世間の不安を煽ることが、倫理的に許されるのでしょうか?》
《都市伝説とか本気にしちゃう人もいるんだから、そういうのとコロナを掛け合わせるのはやめた方がいい》
《これ正式にテレビ局に抗議したいんですけど、窓口どこでしょう? あまりに酷い》
《コロナの状況下、テレ東さんは真摯に向き合っていた番組もあるなか、1年の最後をこんな形で締めくくるのですね》
《非常に切迫した現状なのに、こういう番組制作は本当にやめてほしい》
《「やりすぎ都市伝説」というより、「見境いなくやりすぎテレ東」だね》

などと、さまざまな批判の声が飛び交っている。

「現在、一日も早く新型コロナを鎮静化させるため、ワクチンの実用化に向けた研究が行われている真っ最中。その一方、ワクチンのリスクを煽る言説も存在し、社会的に問題視されています。かなりデリケートな問題であることは間違いなく、いくら〝都市伝説〟と銘打ったとしても不正確な情報を拡散すべきでない、と考える人は多いでしょうね」(芸能ライター)

なおSNS上で炎上したためか、『テレ東プラス』は該当の記事を放送前に削除していた。「信じるか信じないかはあなた次第です」とは言うものの、本当に信じてしまう人間がいる以上、デリケートな問題は扱わない方がいいのかもしれない。

【画像】

Asier Romero / Shutterstock

「『やりすぎ都市伝説』炎上! 新型コロナをめぐる都市伝説に「BPO案件ですね」」のページです。デイリーニュースオンラインは、新型コロナウイルスやりすぎ都市伝説番組批判テレビ東京炎上エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧