「美 少年と熱愛」鶴嶋乃愛だけじゃない!「仮面ライダー俳優」は標的ブランド
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イケメン若手俳優の登竜門として名高いが、いよいよヒロインの女優も売れはじめている……そんな感想を抱いた人もいるかもしれない。12月20日の『文春オンライン』の報道に関してだ。
「ジャニーズJr.の人気グループ・美 少年の佐藤龍我(18)と、女優の鶴嶋乃愛(19)の“お泊り愛”が報じられたんです。鶴嶋は、19年9月から20年9月まで放送していた令和の1号ライダー『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)のメインヒロインでした。12月公開の『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』に出演していて、そちらでは仮面ライダーに変身する場面もありましたね」(特撮ライター=以下同)
佐藤が10月に発売された雑誌『POTATO』(ワン・パブリッシング)で「かまんよ!」(愛媛県や高知県の方言で“構わない、問題ない”という意味)という言葉を「友達に地方出身の人がいて。その人がよく使っている」としていたが、鶴嶋も「かまんよ!」が口癖と明言していたという“匂わせ”や「鶴嶋の事務所は25歳まで恋愛禁止」という掟がある、という話などから、SNSでは双方のファンが大いに反応していた。
■鶴嶋は当時から人気だった
「鶴嶋は、『ゼロワン』で人工知能搭載人型ロボ“ヒューマギア”の“イズ”と“アズ”を演じていましたが、これが大好評だった。演技力の高さもあり“歴代ヒロインでいちばん美人かも”“令和1号にふさわしい”と視聴者に大評判で、バンダイが鶴嶋公認でフィギュア化しているほどです。ちなみに、ライダー史上初の21世紀生まれのヒロインでした」
鶴嶋は13年に『ピチレモン』(学研教育出版)専属モデルとして芸能界入りしたが、女優業は『ゼロワン』が初だった。『ゼロワン』で知名度が大いにアップし、20年には単行本『恋と呼ばせて』(角川春樹事務所)、デジタル写真集『Noa‘sWorld』(小学館)、11月27日に『ピュアネス』(講談社)の計3冊に登場。これからさらなる躍進を、というところで大いにつまづいてしまう形となった。
「佐藤健(31)や菅田将暉(27)、福士蒼汰(27)に竹内涼真(27)と、主演が後にスターとして大ブレイクを果たすことに定評のある『仮面ライダー』ですが、残念ながら、ヒロインはそこまで極端な売れ方をすることは少なかった。たとえば、“オシリーナ”の愛称でグラビアアイドルとして大人気だった秋山莉奈(35)のデビュー作は、01年の『アギト』で、その後07年の『電王』に出演していますが、女優業ではそこまで大ブレイクしたとはいえないんですよね……」
■最近では“だーりお”こと内田もスクープされた
しかし、近年になってその潮流にも変化がみられるようになった。のちに、事務所とのトラブルに発展してしまったが、千眼美子(26)は11年に“清水富美加”名義で福士蒼汰主演の『フォーゼ』で大ブレイク。一時期は、テレビに映画に引っ張りだこだったのは記憶に新しい。
「それに連動して、週刊誌でライダー俳優のスクープが報じられる機会も増えた印象を受けますね。20年8月23日には、『文春オンライン』がKis-My-Ft2の北山宏光(34)が内田理央(28)との“ステイホーム愛”を報じましたが、内田も仮面ライダーが女優デビュー作なんです」
内田は、14~15年放送の竹内涼真主演作『仮面ライダードライブ』で、本格的に女優デビューを果たしている。格闘戦も射撃の腕も一流な警察官だが、基本的に不愛想な婦警・霧子を演じていた。当時から「婦警の衣装と黒タイツがセクシー」と人気だったほか演技力も高く、『ドライブ』終了後も多くのドラマに出演し、バイプレイヤーの地位を獲得しつつある。
■現行作品の俳優がスクープされた例も
「20年9月から放送中の『仮面ライダーセイバー』の主演・内藤秀一郎(24)も、放送開始から間もない9月20日に『文春オンライン』で人気ユーチューバー・かす(23)との熱愛が報じられています。内藤は“ただの友達”としていますが、いわゆる肉食系男子であることも報じられた。『セイバー』放送中の出来事でしたから、極端な不倫スキャンダルでなかったことに安堵するファンも多かったですが、同時に“子ども番組主演の意識を高く持てよ”と苦言を呈するファンもいました」
現在でこそ憧れの対象となった“特撮俳優”だが、昭和から平成初期にかけて、「特撮は格下の番組」という風潮があった。18年に『オリコンニュース』で東映の白倉伸一郎プロデューサーは、00年代前半のころは「なんでうちの大事な俳優を仮面ライダーのオーディションなんかに出さないといけないのか!」と本気で芸能プロダクションに怒られたことを明かしている。
地位向上については06年に『カブト』で主演を務めた水嶋ヒロ(36)が当時、業界でも有名な大手プロダクション所属だったのが、1つの転機だったという。
「裏を返せば、現在は週刊誌に俳優や女優が狙われるだけのコンテンツになった、ということです。ある意味、スクープは人気者になった証でもある。双方のファンにはショックだったかもしれませんが犯罪行為のスキャンダルではないし、スターに熱愛報道は付き物。箔がついたと思ってこれからも頑張ってほしいですね」
仮面ライダー俳優・女優は、スクープにご用心!