アイドルグループ『Snow Man』の宮舘涼太が新型コロナウイルスに感染し、『第71回NHK紅白歌合戦』への出場が取りやめになったと報じられた。

宮舘は12月21日に感染していたことが発覚。その後、他のメンバー8人全員が保健所から濃厚接触者と判断され、PCR検査では陰性だったものの、今後は隔離生活になるという。

ジャニーズ事務所は公式ホームページで、同グループの活動を一定期間休止することを発表。《年末年始の活動を楽しみにしてくださっていましたファンの皆様、そして、デビューして初めて迎えるこの時期に、Snow Manに期待を寄せ、大変なご調整を経て、番組等にお声がけくださいました関係者の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。改めて新型コロナウイルスと向き合いながらエンターテイメントをお届けすることの難しさを実感するとともに、この経験から学び、これからの対応、予防対策に生かしてまいりたいと思います》とつづっている。

「ジャニーズ事務所からは、紅白欠場についてのコメントは出ていません。しかしNHK関係者によると、『陰性とはいえ濃厚接触者のため2週間の隔離が必要』ということで、リハーサルが始まる29日には到底間に合わず、残念ながら出場は取りやめとなりました」（芸能記者）

出場を楽しみにしていたファンの間では落胆の声が広がっている。また、ネット上では《さらなる出場取りやめグループが出てくるのではないか》と、もっぱらだ。

「『SnowMan』は、19日放送の『第8回明石家紅白！』（NHK）で瑛人や坂本冬美、『純烈』、『櫻坂46』らと共演しており、感染拡大の可能性を指摘する声があがっています。番組では感染防止のアクリル板が設置されていました。にもかからわず、マスクやフェイスシールドなどをすることなく普通に会話しており、PCR検査をしたら陽性となる人が出てきても決しておかしくありません。もし集団感染していたら、関係者も真っ青でしょうね」（同・記者）

過去には『内山田洋とクール・ファイブ』の前川清や、雪村いずみなどが体調不良を理由に紅白出場を取りやめたことがあるが、複数組の例はない。

何はともあれ今は回復に努め、来年には元気な姿を見せてほしいものだ。