宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「菅総理の食事に危険水域の『サイン』」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

さすが総理の女房役、気遣いに抜かりがありません。

 そうはいっても、菅総理もやはり人の子。支持率の急降下はこたえていると思います。加藤官房長官は僕の心配をすることで総理の様子の説明をごまかしたのではないかと気になり「首相動静」をチェックしてみたところ、昔と同様の行動が見られました。それは、朝と昼は永田町にあるザ・キャピトルホテル東急の「ORIGAMI」か、虎ノ門の「The Okura Tokyo」の「オーキッド」。夜も「The Okura Tokyo」の中華料理「桃花林」あるいは「オーキッド」。食事は同じところで、やっぱりぐるぐると回しています。

 この部分ではブレない菅総理。昔から「ORIGAMI」での朝食は、パパイヤ。メニューにあるフルーツの盛り合わせは2662円。それを「菅スペシャル」として、パパイヤをメインにしてもらっているそう。イチゴ農家出身なのに、なぜパパイヤなのか‥‥。

 一国のトップには、考えられないほどの重圧があるでしょう。なおかつ、この状況です。「首相動静」をチェックして、もしこのルーティンにもブレが生じ始めたら、それは菅政権が危険水域に入ってしまう「サイン」かもしれません。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。

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