新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大きく変化した２０２０年のエンタメ業界。そんな中でも、ジャニーズタレントたちはドラマやバラエティなど、各方面で存在感を発揮していた。そこで今回は、１０代～３０代の女性１００人に「今年最も活躍したと思うジャニーズ」について聞いてみた。

　第３位は、嵐の相葉雅紀。

　親しみやすい雰囲気で幅広い世代から人気の相葉。今年はバラエティ番組『天才！志村どうぶつ園』（日本テレビ系）で共演していた志村けんさんが３月に新型コロナウィルスで逝去。番組は９月に終了したが、１０月にはその後継番組『Ｉ　ＬＯＶＥ　みんなのどうぶつ園』（同局系）がスタート。志村さんの遺志を継ぐ相葉がＭＣを務めている。１２月いっぱいで嵐としての活動は一旦休止するため、グループとしての活動も多忙だったが、相葉は２０１９年に続き音楽特番『２０２０ＦＮＳ歌謡祭』（フジテレビ系）の総合司会も務めるなど、個人としての活躍も目立っていた。

■2位も嵐メンバーがランクイン

　相葉を選んだ人からも、「嵐の活動が忙しい中で、個人の仕事もこなしていた。バラエティ番組でたくさん見かけるから」（２１歳／女性／学生・フリーター）、「志村けんさんが亡くなってとても辛くて大変な中、レギュラー番組や新番組を頑張っていた」（２７歳／女性／主婦）、「相葉ちゃんメインの番組が何本もあるし、幅広い世代で人気がある。志村けんさんが亡くなった後も、動物番組をやり続けている」（３４歳／女性／主婦）、「バラエティ、歌、踊り、ライブ、全てで活躍していたイメージ。ラストイヤーを駆け抜けてる」（３８歳／女性／主婦）、「ＣＭからバラエティまでひっぱりだこ。見ない日はなかった」（２２歳／女性）など、その活躍ぶりを評価されていた。

　第２位は、嵐の櫻井翔。

　相葉同様、休止前のグループ活動はもちろん、『ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ』（日本テレビ系）の月曜日キャスターや、バラエティ番組のＭＣもこなす櫻井。１１月には、４時間生放送の音楽特番『ベストアーティスト２０２０』（日本テレビ系）の総合司会を務めたことも話題になった。

　櫻井には、「ニュース、テレビ番組に出続け、嵐のあるべき姿を常に考えながらスタンスを守っていた」（２１歳／女性／学生・フリーター）、「司会で活躍しているイメージの強い１年だった。レギュラーでの報道番組出演に加え、バラエティ番組やコンサートなど、休む暇がないのではないかというくらいに活躍していた」（２７歳／女性／デザイン関係）、「アイドルだけでなくキャスターなど、いつもマルチな活動をしている。グループでの番組でもＭＣをやっている印象が強く、よくテレビで見ていたから」（３９歳／女性／学生・フリーター）など、才能を生かした活動を挙げている人が多かった。

■2020年は初MCにもチャレンジ

　そして第１位は、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀。

　ルックスはもちろん、ダンスや歌の実力も高いが、バラエティ番組での天然ぶりもお茶の間に浸透。３月には音楽特番『Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ｍｕｓｉｃ』（日本テレビ系）で、Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅの中島健人とともに音楽番組の初ＭＣを務め、６月には中島とのダブル主演ドラマ『未満警察　ミッドナイトランナー』（日本テレビ）も放送。多方面での活動に注目が集まった。

　そんな平野には、「ドラマや歌手活動など、ひんぱんに目にしていた気がする。バラエティでも目立っていた」（３０歳／女性／主婦）、「結構テレビで見る機会が多かった」（３２歳／女性／公務員）という理由を挙げる人がほとんど。他にも「いろいろな番組に出演して、他の人にはない天然さ（面白さ）を発揮していた」（２４歳／女性／学生・フリーター）、「映画やドラマの番宣でいろいろな番組に出ていた。そのたびに独特で面白いエピソードトークで爪痕を残していた」（２７歳／女性／学生・フリーター）、「個人的に大好き。ドラマやバラエティで大活躍だった。特にドッキリなどでのリアクションが最高」（３０歳／女性／主婦）、「個人でも活躍していたし、２年連続で『ＮＨＫ紅白歌合戦』に出場するから」（３９歳／女性／主婦）など、さまざまな理由が挙がっていた。

　他には、Ａ.Ｂ.Ｃ-Ｚの河合郁人、ＳｉｘＴＯＮＥＳのジェシー、Ｓｎｏｗ　Ｍａｎのラウール、木村拓哉などにも多くの票が集まっていた。