フィッシャーズ「ファン食い」、東海オンエア「ネタバレ&痴漢NG」!!YouTube“大問題”事件<2020年衝撃プレイバック>

チャンネル登録者数653万人(12月27日現在=以下同)を誇る7人組の人気YouTuber・フィッシャーズが、12月27日に『ご報告させてください。』と題した動画を投稿。活動休止中のぺけたん(25)について、2021年以降も動画、イベント出演を控え、フィッシャーズを脱退せず編集者という立場で裏方の活動することが報告された。
「ぺけたんのスキャンダルは、チャンネル登録者数が日本でもトップクラスのフィッシャーズのメンバーの不祥事とあって大騒動になっていましたし、そう簡単に復帰とはいかないでしょう。
ぺけたんの一件は、10月2日、YouTuberのコレコレ(31)が行った生配信で、ある女性から、ぺけたんに肉体関係を強要され金銭を要求されたとのタレコミが寄せられたことから始まりました。同9日にも、ぺけたんと関係があったとする、別の女性がコレコレの生配信に登場し、ぺけたんとの関係を暴露。自身以外にもぺけたんと情事に及んだ女性がいることもほのめかされていました」(ITライター)
■事務所も認めて大騒動に発展
10月9日、フィッシャーズの所属するUUUMは公式サイトを通じて、ぺけたんの活動休止を発表。ぺけたんがフィッシャーズ外での活動をする中で「ファンの方と不適切な関係を持ったこと、また、相手の方の気持ちを傷つけるような関係であったことがわかりました」と説明した。
「コレコレの配信でのタレコミは女性の証言しかなく、真偽は不明です。ただ、UUUMのリリースの文面を見ると、重大な事態になっていたのではないでしょうか。
この後、10月12日にぺけたんはフィッシャーズの動画『今回のぺけたんの騒動について。』にメンバーのシルクロード(26)と共に出演。自身が起こした騒動について“歌い手・こめてっと、としての活動のファンの方との不適切な関係を持ちました。そして、関係を持ったことをフィッシャーズメンバーに隠していました。関係を持った方々の気持ちを傷つけたこと、すべてのファンの皆様を裏切ってしまったことを心からお詫びいたします。申し訳ありませんでした”として謝罪しました。
その一方で、一部でささやかれていた女性への暴力については否定しています。12月27日の動画でもシルクロードは、ぺけたんが脱退とならなかった理由の1つに暴行をしていなかったことを挙げていますし、万が一暴行の事実があったら、脱退となってYouTube界から完全に姿を消すことになっていたかもしれません」(前出のITライター)
■閉店セールは嘘だった!
チャンネル登録者数426万人のヒカル(29)は、8月31日に投稿した動画『【カメラ止めろ動画出したら訴えるぞ】毎日嘘の閉店セールしてる店の闇暴いたら逆ギレしてきてブチギレ口論になった…』のヤラセが発覚した。
この動画は毎日閉店セールをしているという衣料店にヒカルが突入。商品を買い占めて、その数日後に再び店を訪れ、閉店セールの闇を暴くという内容のものだった。
「ヒカルらしい攻めた企画の動画だっため、投稿されるやいなや大いに話題になったのですが、一部で“ヤラセではないか”との疑惑が浮上。9月4日に行われたコレコレの生配信では、ヒカルの動画の撮影に出くわした、ロケ地の地元住民だという視聴者からのタレコミが紹介され、店がこれまでずっとテナント募集中になっており、服屋だったことがないと証言したことなどから、疑いがさらに深まりました。
ヒカルは、さすがに観念したのか同月8日の動画『【話します】やらせ疑惑とSNS削除について』でヤラセを認めました。ヒカルは、動画内で一旦はヤラセ動画の継続するとしたものの、“なんか、開き直ってるね”“テレビと結局同じなんですね。なんかすごくがっかりしました”といったコメントも寄せられていました。
こうした意見もあってか、ヒカルは後にコメント欄で“闇暴く系をこれからは一切なしにする”“リアルが大切な動画でヤラセはなしにする”と宣言しました」(WEB編集者)
■ノリノリYouTuberは痴漢ネタで炎上
YouTuberをはじめとするクリエイターのプロダクション事業などを手掛けるBitStarが8月18日に発表した、2020年上半期のYouTubeチャンネル総再生数ランキングで3億9494万再生を記録して1位。12月28日、29日、30日の3夜連続で初の地上波冠番組『東海オンエア~上京フェス2020~』(日本テレビ系)が放送されるなど、今最も乗りに乗っている大人気グループYouTuberの東海オンエア。チャンネル登録者数564万人を抱える彼らだが、2020年には騒動もあった。
「東海オンエアは2月25日に『鈍感男に気づかれずに何回ボディタッチできる?』との動画を投稿。冒頭にてつや(27)が“痴漢をした場合にバレたくないじゃないですか?”との発言があるように、ボディタッチと言っても、痴漢をネタにした動画だったんです」(前出のWEB編集者)
■ネタバレNGゲームを配信
前出のWEB編集者は続ける。
「“絶対に痴漢をしてはいけません”との注意喚起もあったものの、痴漢をネタにしたトークが目立ったあったせいもあり、“導入とコンセプトが痴漢を容認してて嫌な気持ちになった”“痴漢をネタ化するという下劣きわまりない動画”といった批判も寄せられ、3月1日までに動画は非公開となってしまいました」
東海オンエアは3月19日に行った生配信『【ネタバレ注意】人生で一度しかできないボードゲーム『マーダーミステリー』やってみた生配信』でも批判が集まっていた。
「この配信で東海オンエアは、『九頭竜館の殺人』というボードゲームをプレイしました。ただゲームをやっているだけなら、何の問題もないのですが、配信でプレイしたタイトルは“マーダーミステリー”という推理ゲームのジャンルで、一度プレイするゲームの根幹である「謎」がわかってしまいます。そのため、配信でネタバレすると、そのゲームで遊ぶ楽しみが消えてしまうのです。
東海オンエアもタイトルだけでなく、概要欄にも“ゲームの仕様上、この配信を最後まで視聴すると二度とこのゲームをプレイできなくなりますので注意してください”と注意を促してはいたのですが……」(前同)
■公式からの“注意”
『九頭竜館の殺人』を販売する『MYSTERY PARTY IN THE BOX』の公式ツイッターアカウントは3月20日、「現在弊社商品のプレイ動画が上がっているということで確認調査中です。マーダーミステリーというジャンルの性格上、本シリーズの作品はいったん内容を知ってしまうと以降はプレイを楽しめなくなります。プレイ動画やリプレイ記事の配信やアップロードはやめていただきますようお願いします」
「ネタバレを含まない紹介については大歓迎です。どうしてもプレイ動画、リプレイ記事等を作りたい方は弊社HPメールアドレスよりご連絡いただきますよう、宜しくお願いいたします」と注意を行った。
「名前こそ出していなかったものの、配信の日時や販売元がツイートをお願いしたタイミングで話題になっていたこともあり、東海オンエアに対する注意だ、との見方が強くありました。
東海オンエアに対しては、“このゲームはシナリオ一度みたらネタバレで即商品価値無しってわかっててやってる筈なので利己的で悪質”“開発者の努力の結果得ている利益を踏みにじって、簡単に自分の利益にするYouTuberなんて滅びれば良い”など、ボードゲームファンを中心に批判が殺到しました。結局、東海オンエアは批判の影響かわかりませんが、3月24日に配信のアーカイブを非公開にしました」(前出のWEB編集者)
人気YouTuberもルール違反を犯せば、今後も炎上は必至だろう。