渡部建「ブランチ風船割り」は“テロ”だった!!TBS年の瀬「連続放送事故」真相!
「今年、絶好調だったTBSですが、年の瀬に、驚きの“放送事故”が連続して起こってしまいましたよね」(放送作家)
2020年のTBSは、ドラマでは『半沢直樹』、『恋はつづくよどこまでも』、『MIU404』『私の家政夫ナギサさん』など話題作を連発。バラエティも好調で、
「9月に放送したダウンタウンがMCを務めた8時間の超大型生特番『お笑いの日2020』が大成功。全時間帯でトップの視聴率を取ったという話です。民放キー局で今、最も勢いがあるのはTBSともっぱらです」(前同)
そんなTBSの年末恒例番組といえば、『日本レコード大賞』だ。今年も12月30日にTBSの安住紳一郎アナウンサー(47)と女優の吉岡里帆(27)の司会で放送された。
LiSA(33)が、歴代興行収入記録を更新した映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の主題歌『炎』で大賞を受賞し、2020年の大晦日で活動を休止する嵐が特別栄誉賞を受賞するなど盛り上がった『第62回 輝く!日本レコード大賞』だったが、そこで“事件”は起こった。
■レコ大での“ふざけ演出”の裏に水ダウとクロちゃん!?
「最優秀新人賞の発表の際、新人賞に選ばれていたアイドルグループ『豆柴の大群』のミユキエンジェルが両手を上げて飛び上がり、着地に失敗した感じでステージに倒れ込んだんです。授賞式の後ろで、他のメンバーが彼女を抱えて運び出し、その様子がテレビにも流れました。
何か大きなアクシデントかと思った人も多かったでしょうが、司会の安住アナが、今のは密着番組の演出のようだと説明し、”本気で心配された方がいらっしゃったようです。大変、申し訳ございません。元気です“と謝罪したんです。
つまり、ステージ上で倒れたのはミユキエンジェルのパフォーマンスで、密着番組のための仕込みだったということです。豆柴の大群といえば同局の『水曜日のダウンタウン』から生まれたグループ。彼女たちのプロデュースは安田大サーカスのクロちゃん(44)で、“もしクロちゃんや水ダウ関係者が絡んでたら、いくらTBSでも大問題だよね”との、番組やクロちゃんの責任を追及する声も上がっています」(芸能記者)
60年以上の歴史があり、数多くの歌手が受賞を夢見てきた権威ある『レコ大』での出来事に、ネットでも「歴史ある日本の音楽の賞の舞台でふざけるのは本当にやめて欲しい」という声も上がっている。
そして、その『レコ大』から4日前の12月26日、同局の土曜日の情報バラエティ番組『王様のブランチ』でも、信じられない“放送事故”が起きていた。
■渡部風船”破裂”事件の真相
「事件は番組のエンディングで起こりました。総合司会の佐藤栞里(30)が“一年ありがとうございました”と頭を下げると、カラフルな風船のアニメーションが上空に舞い上がっていくという演出があったのですが、そのうち1つの赤い風船に明らかに渡部建と思われる顔が浮かび、他の風船が舞い上がっていく中、赤い“渡部風船”だけが途中で破裂したんです。そのまま番組は終了しました。
渡部が、“多目的不倫”騒動が発覚するまでMCを務めていた同番組は、たしかに大いに迷惑をかけられたと思います。ただ、いくらなんでもこれは悪ふざけでは済まない悪質な演出。今回の件にはネット上だけでなく業界からも苦言が噴出していて、12月27日、ロンドンブーツの田村淳(47)は、自身のYou Tubeで今回の件を“陰湿ないじめの構図なんじゃないか“と断罪しました」(前出の芸能記者)
大騒ぎになった渡部風船破裂事件。TBS関係者は声を潜めて話す。
「さすがに考えられない、非常識な演出ですよね。実はあれ、“テロ”だったんじゃないか、という話もあるんです」
“テロ"とは穏やかではないが、TBS関係者は続ける。
「あれは現場のディレクターが作ったもので、放送前に上が確認して、“やめろ!”と厳しく言い渡していたそうです。それなのに、本番で現場が無断で決行したそうなんですよ……」
1996年から20年以上も続くお昼の人気番組『王様のブランチ』。明るく楽しい番組内容からは考えられないような酷い故意の“放送事故”。
芸能プロ関係者は言う。
「普通では考えられないことですが、“渡部だから”というのはあるかもしれませんね……」
■渡部の『笑ってはいけない』復帰にTBSは激怒していた
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「渡部は2020年6月の不倫報道前まで、『王様のブランチ』のMCを3年間務めてきましたが、不倫報道後は“出演自粛”という処遇でした。それが、2020年12月に入り急遽、TBSから降板が発表された。
その理由は、渡部が2020年大晦日の日本テレビ系の恒例番組『笑ってはいけないシリーズ』に出演することが判明したからです」
『笑ってはいけない』への渡部の出演が報じられたのは11月の『週刊女性』(主婦と生活社)でのことだったが、その後、大騒動に発展。渡部出演に大反対の声が上がって、出演はなくなったとされるが、
「実は渡部サイドは、レギュラー番組『王様のブランチ』を放送するTBSに事前に話をしていなかったそうなんですよ。これにTBSサイドは怒り心頭。『笑ってはいけない』出演の情報が入ってすぐに、渡部の『王様のブランチ』降板を決定したそうです。実際、『王様のブランチ』に関わる局員は大激怒していたといいますね。
TBSサイドの怒りはもっともですよね。本来ならレギュラー番組での復帰や報告を考えるのが普通ですがそれもなく、さらに出演報告すら怠っていたとは……。
そうした不義理だけではなく、渡部は以前から番組のADなど現場スタッフへの態度が良くなくて、週刊文春による渡部の不倫報道に“ざまあみろ”と言い放つテレビマンもけっこういました。『王様のブランチ』のスタッフの渡部に対する怒りがどれほどのものだったかは定かではありませんが、今回の件は、彼のこれまでの行いが招いた“放送事故”とも言えるのかもしれません……」(前出の芸能プロ関係者)
渡部の風船が破裂し、クロちゃんプロデュースグループの演出が60年の歴史に泥を塗ったTBSの年の瀬。2021年は、面白くて健全な番組を多く放送してほしい!