『NiziU』の音楽ジャンルは!? 死語になりつつある“J-POP”という概念 (2/2ページ)

まいじつ

もう「J-POP」と呼ぶのはやめませんか?

日本国内で呼称されるところのJ-POPというジャンルは、〝平成〟という元号とともに、姿を大きくしていった。国内向けの音楽としてしか機能しておらず、文化的に鎖国された状態の日本において、外資系CDショップと音楽事務所を潤すために成長してきた。

現にタレントの‶めるる〟こと生見愛瑠は、12月15日放送のクイズ番組『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)で、「ミスチルを知らない」という旨の発言を繰り出し、物議を醸していた。〝J-POPの象徴〟というべき『Mr.Children』はひとつ役割を終えたとも言える〝令和〟を迎え、「J-POP」の在り方も変化するときなのでないだろうか。

「近年、アジアのカルチャーシーンを世界中に発信するメディアプラットフォーム『88RISING』や、多国籍コレクティヴ『Superorganism』のような多国籍グループが注目を集めています。今後グローバルな目線でみると、‶バンド〟ではなく、共同体としての〝コレクティヴ〟という考えが、より一般的になるでしょう。日本は良くも悪くも〝ロック〟というジャンルが生き延びており、音楽文化的には閉鎖されています。『NiziU』のアイデアも韓国発のものであり、J.Y. Parkを中心としたアジアという地域的なコレクティヴと呼べるかもしれません。日本国内でジャンルを指すJ-POPは、歌謡曲と同様に、墓場に追いやるべきだとすら思います」(音楽ライター)

昭和=歌謡曲、平成=J-POPときて、令和時代に生み出される音楽は、なんと呼ばれるのだろうか。少なくとも、現在のJ-POP的な価値観の中で生きている人が、そのジャンルと名前を生み出すことは不可能だろう。

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Roman Samborskyi / Shutterstock

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