水卜麻美アナ、『スッキリ』&「テレビ大食い」“ポイ捨て”の裏側!

日刊大衆

水卜麻美アナウンサー
水卜麻美アナウンサー

 1月4日、日本テレビの水卜麻美アナウンサー(33)が、MCを務める日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』(月~金曜午前8時)に生出演し、3月をもって同番組を卒業することを自身の口から発表した。

 水卜アナは4月から、桝太一アナ(39)に代わって『スッキリ』の前番組『ZIP!』(月~金曜午前5時50分)の新MCに就任することが発表されていた。

 水卜アナは「春から朝の情報番組『ZIP!』を担当することになりました。私にできることは何かしっかり考えて、精一杯務めたいと思います。それに伴いまして、この『スッキリ』を3月いっぱいで離れることになりました」と報告。

 MCの加藤浩次(51)は「水卜ちゃんの実力があったら『ZIP!』でもできると思いますし、次のステップに行くべきだと思いますし、頑張ってもらいたい」と水卜アナを激励した。

「今回の水卜アナの『ZIP!』への異動は日本テレビの“会社的な都合”と、水卜アナ自身の“野望”も絡んでいるのではないでしょうか」(制作会社プロデューサー)

■『スッキリ』でもニュースコーナーを担当

 現在『ZIP!』のMCを務めている桝アナは、3月で『真相報道バンキシャ!』を卒業する福澤朗(57)の後任として同番組のMCに就任する。

「日本テレビとしてはギャラの高いフリーアナウンサーの福澤さんから、ギャラのかからない桝アナに代えることで経費削減を図りたいというところでしょう。

 一方で、水卜アナはかなり以前から“キャスターをやりたい”と希望していたんです。『スッキリ』は“情報バラエティ”という位置づけの番組ですが、2017年10月に『スッキリ』のMCに就任し、水卜アナはキャスターへの道にやや近づけたのではないでしょうか」(前出の制作会社プロデューサー)

 2017年10月から番組では「NEWSミウライン」という水卜アナが最新ニュースを紹介するコーナーも設けられた。

「これも水卜アナの“ニュースを読みたい”という希望もあり、始まったという話ですね。そんな水卜アナにとって『ZIP!』への異動は渡りに船。

『ZIP!』は『ズームイン!!朝!』や『ズームイン!!SUPER』の流れをくむ番組です。NHKのニュース番組のようにガチガチの報道番組ではありませんが、水卜アナにとっては目指す道に近いのではないでしょうか」(前同)

■水卜アナは本格キャスターへの道を着々

 水卜アナは以前のインタビューや番組でも「アナウンサーとして憧れていたのは小島奈津子さん」と、元フジテレビアナウンサーの小島奈津子(52)の名前を挙げている。

「小島さんは『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演して人気を博しました。『ZIP!』はその『めざましテレビ』と同じ時間帯の番組ですから、水卜アナも『スッキリ』からの異動を喜んで受け入れたのではないでしょうか。少なくとも『スッキリ』よりは理想に近い仕事ですよね。

 日本テレビとしても人気アナウンサーの水卜アナにはフリー転身してほしくはないでしょうし、引き止めたいという思いが前々からありました。一方の水卜アナも日本テレビに忠誠を誓っていることもあり、希望するキャスターに近づくための道が用意されたと考えられます」(前出の制作会社プロデューサー)

 箱根駅伝の終了後、1月3日に放送された『続報!箱根駅伝』(日本テレビ系)でも、水卜アナは見事にMCを務め上げた。

「本格キャスターとしての道を着実に歩んでいる水卜アナですが、今回の異動には“SDGs”も関与していそうです」(民放キー局関係者)

■大下容子アナの昇進もSDGsを意識?

 SDGs(エスディージーズ)とは「持続可能な開発目標」の英語での略称であり、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標だ。

 SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されており、17の目標には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」といったものがある。

 テレビ各局もSDGsには熱心に取り組もうとしており、TBSでは2020年11月23日から11月29日の1週間を「SDGsウィーク」として、世界や日本国内で進むSDGsの取り組みを紹介するなどした。

 また、テレビ朝日も「コンテンツを通じた社会貢献」や「環境保全」「働き方の多様化、女性の活躍推進」といった目標を掲げ、SDGsへの取り組みを公式サイトでも発信している。

「テレビ朝日の大下容子アナ(50)は、昨年6月の人事で役員待遇になることが発表されましたが、これもテレビ朝日が掲げる“女性の活躍推進”という取り組みへの一環なのかもしれません。日本テレビが水卜アナをどんどん重要なポジションに抜擢しているのも、SDGsが絡んでいる可能性もあります。

 ただ、SDGsについてはテレビ局も真摯に取り組んでいますが、それ以上にスポンサー企業がSDGsに熱心でテレビ局サイドにもその姿勢を求めてきているんです。そのため、大食い番組がテレビから消える可能性もあるんです」(前出の民放キー局関係者)

■水卜アナも大食いを“封印”!?

 大食い番組はSDGsの目標の内、飢えをなくし、誰もが栄養のある食料を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めるという「飢餓をゼロに」という目標や、食品ロス削減に関する項目といった、食糧問題の部分で引っかかりかねないのだという。

「そのため、水卜アナも得意の大食いを“封印”してしまうのではないか……と。たまたまかもしれませんが、インスタグラムも開設当初は食べ物関連の投稿が多かったのですが、ここ半年ぐらいは食べ物絡みの投稿がないんです。

 水卜アナについては昨年8月の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出演した際、『スッキリ』のスタッフから、番組本番前の午前6時45分から麻婆豆腐やドリア、豚骨ラーメンなどを食べながらスタッフと打ち合わせをしていると暴露されています。しかし、もう番組やインスタグラムでは食べる姿を見せないかもしれませんね。

 水卜アナは今、日テレの幹部ルートのど真ん中を走っている。会社の全体の取り組みを考える立場にあるでしょうし、今後は、公での大食いは封印し、本格キャスターの道を邁進していくのかもしれないですよね」(前出の民放キー局関係者)

 水卜ちゃんの見事な食べっぷりが見られなくなるのは寂しいが……。

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