「セーターがなんかいずい」←この言葉の意味、分かりますか? 【標準語では説明できない方言】 (1/2ページ)
日本各地に存在する「標準語ではうまく説明できない方言」。
地元の言葉であれば伝えられる細かなニュアンスが、標準語にしてしまうと何だか少し違う意味になってしまう...と歯がゆい思いをしている人も多いとか。
Jタウンネットではそんな方言の情報を募集している。
全国の読者から届いた投稿メールの中から、今回は宮城県から届いた「いずい」という方言を紹介したい。
投稿者によれば
「宮城県では『いずい』というのがあります。
『このセーター、小さめでいずいんだよね』とか『あまりよく知らない人と一緒になっていずい』とか。意味はしっくりこない、やりずらい、などのニュアンスかなと思います」
とのこと。どうやら、心地の悪い状態を幅広く指している方言のようだ。
「いずい」はもやもやする感じ?(画像はイメージ)
「いずいはいずいなのよ」
この「いずい」に関しては、北海道の30代女性からも
「北海道で、いずいという表現があります。
歯がグラグラしていずい、目が腫れていずい、目にゴミが入っていずいなどと使います。
違和感がある、こそばゆい、嫌な感覚などという意味でしょうか」
という投稿メールが届いている。どうやら、この方言は宮城県だけではなく、北海道でもほぼ同じような意味合いで使われているようだ。
ちなみに、宮城の方言を取り上げた産経新聞のウェブ記事「『めんこい』『いずい』...宮城の方言の意外なルーツ」(15年2月22日)では、東北大学方言研究センターの小林隆教授の話をもとに、
「(いずいは)室町時代に京都で話されていた『えずい』から来ているこの言葉は、『身の毛がよだつ』や『怖ろしい』の意味だったが、東北に伝わり、体の違和感を指す言葉になった」
と解説している。
何にせよ、どの地域でも「いずい(いづい)」という感覚は、とにかくこの言葉でしか表現ができないようで、ツイッターでは
「上顎がいずい(方言すみません、でもこれしか表現がないw)」「いずいはいずいやろ。