有吉弘行は知らない!『電波少年』が「日テレ放送NG」になった衝撃会議!!

日刊大衆

有吉弘行
有吉弘行

 伝説の番組が復活する――。

「約30年前、数々の衝撃の企画でお茶の間に大きな話題をもたらした、日本テレビの番組『電波少年』が返ってくるんです。1月16日(土)から『電波少年W~あなたのテレビの記憶を集めた~い!~』としてスタートするんですが、WOWOWでの放送のほか、WOWOWオンデマンドやYouTubeでも配信が予定されているものの、実は、古巣・日本テレビ関連メディアでの放送は今のところないようなんです」(テレビ誌ライター)

『電波少年シリーズ』は、1992年7月の『進め!電波少年』から始まり、『進ぬ!電波少年』や派生番組『雷波少年』など、さまざまなシリーズ番組が放送。有吉弘行(46)の猿岩石のヒッチハイク企画、なすび(45)の懸賞生活をはじめ、パレスチナの故・アラファト議長にデュエットを申し込むために突撃するといった、今のテレビでは考えられないようなアポ無し企画が人気を呼び、10年近く放送される伝説的バラエティ番組になった。

「新たにスタートする『電波少年W』ですが、事前の情報を見ると、番組のコミュニティサイトに寄せられた、もう一度見たいテレビのシーンを放送局の垣根を取っ払って掘り起こすという企画になるといいます。司会は、かつてと同様、松本明子(54)と松村邦洋(53)の布陣。さらに、総合演出にはT部長こと、日本テレビ放送網日テレラボシニアクリエイターの土屋敏男氏も名を連ねています」(前同)

■日テレで「放送しない」怪!

 黄金期のメンバーが揃っての完全復活。ただ、日本テレビでの放送や配信がないことが今までと大きく違う。

「土屋氏が編集長を務めたVOD(ビデオ・オン・デマンド)『第2日本テレビ』で、『電波少年的懸賞生活2009』などシリーズ関連作の配信が行われましたが、やはり日テレが関わっていますよね。今回いきなり、日テレが『電波少年』に関わらなくなったのは、松本さんや松村さん、また番組出身者の有吉さんも知らなかったであろう会議の存在があるそうです」(放送作家)

『電波少年W』の始動にあたって、土屋氏は当然、日本テレビと話を進めたという。

「日本テレビ本体ではなくですが、土屋氏は日テレの子会社・HJホールディングスが運営する動画配信サービス『hulu』との打ち合わせを行ったといいます。huluでは『電波少年』シリーズの過去の企画も配信していますし、新作もここでやるというのは、自然な流れです。ただ、その打ち合わせで問題が生じたそうで……」(前同)

■バラエティのノウハウゼロに呆れ

 土屋氏は、『電波少年』シリーズだけでなく、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』など、日テレ史に残るバラエティ番組に携わってきた名演出家。

「土屋氏は、バラエティ番組制作のプロ中のプロ、レジェンドです。そんな土屋氏が、huluスタッフと『電波少年W』の初回打ち合わせに臨むと、彼らがバラエティ制作における言葉やノウハウをほぼまったくと言っていいほど理解していなかったそうで、土屋氏は呆れて、その場でhuluとの打ち合わせを打ち切ってしまったといいます」(前出の放送作家)

 2020年12月17日付の『ORICON NEWS』のインタビュー記事で土屋氏は「WOWOWさんから、“うちで『電波少年』的な番組をやりませんか?”とお誘いを頂いた」と話している。

「huluとの打ち合わせ決裂後に、WOWOWから話を持ちかけられて、放送が決まったのでしょうね。ただ、今までと違って地上波の日テレではなく、衛星放送という独立的立場とも言えるWOWOWでの放送ですから、それを活かした新たな過激企画が生まれるかもしれませんね」(前同)

 令和の世に復活した『電波少年』はどんな企画を用意しているのか。放送が待ち遠しい!

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