佐々木希と雲泥の差!夫2度目の不倫も見事鎮火!!三田寛子の「矢面力」

日刊大衆

佐々木希
佐々木希

 1月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、またも不倫が報じられた人気歌舞伎俳優の八代目中村芝翫(55)。

 記事によると、2020年末に仕事で訪れた京都で、歌舞伎ファンの一般女性A子さん(32)と高級ホテルの一室で3日間夜をともにしたという。

 芝翫の不倫はこれが初めてではない。前回は、歌舞伎の大名跡「芝翫」襲名直前の2016年9月、三代目中村橋之助だった当時に京都の人気芸妓との不倫が報じられている。このときは報道後、本人が会見を行い、妻でタレントの三田寛子(54)から「キツく、キツく、叱られました。決して説教とかではなく、キツく、キツく、叱られました。時間を忘れるくらいに……」と謝罪し、「私の不徳の致すところ」と何度も繰り返した。

「それでも、またしても不倫が報じられたということは、反省していなかったということですよね。コロナ禍で歌舞伎界も大打撃を受けています。そんな中、何度も家族以外の女性と逢瀬を重ねていたということで、梨園関係者も怒りを抱いていると報じられています。

 ただ、それにしても驚くべきは三田さんの対応力というか、矢面に立つ力ですよね。前回の不倫報道の際には三田さんも会見を行い、見事に夫の不手際を収めてみせましたが、今回も自分が前面に出て事態の収拾に努めていますからね」(女性誌ライター)

■3時間にわたる取材に応じた梨園の妻・三田寛子

 今回、三田は4年ぶり2度目の夫の不倫を報じた『週刊文春』の取材依頼に応じ、ホテルの一室にノーメイクで現れ、3時間にわたって胸中を語ったという。

 冒頭、歌舞伎界が一丸となってコロナの感染対策に苦慮している中、このような報道をされることについて、恥ずかしい、と夫の芝翫の行動について述べた三田。

 そして、三田は離婚については、ない、と断言し、「人生で初めての挫折は流産で、絶望していた私を支えてくれたのが主人だった」と語っている。

「まず、三田さんのえらいところは、逃げずに速やかに取材に応じることですよね。そのうえで、自分が“矢面に立って夫を守る”という心持ちと方針が決まっているんです。また、流産という文春の記者でも深く突っ込めないような話をいきなりもってきて、自らのペースに持ち込むところも見事ですよね」(前出の女性誌ライター)

■夫の不倫を忘れさせる三田寛子の弁明力

 4年前の不倫発覚時には夫を厳しく叱責したという三田だが、今回は叱りはしないとしつつも、「よく(夫の)母親みたいだと言われますが“私はあなたの母親じゃない!”と言いたい」と、夫を子どもにたとえて、とがめるところはしっかりととがめるのだ。

 そして、三田は3人の子どもたちを話に出してくる。

「子どもたち3人は、父・芝翫さんに三田さんにちゃんと謝るように促したといい、その様子を見て三田さんは、子どもたちの成長を感じたと話します。ここで子どもたちの話を持ってきて、子どもたちも事情を理解していて家族の修復に向けて応援してくれている、と明かすことで、家族の絆がいかに強いかをうかがわせるんです。

『週刊文春』の記事を読んで読後感として残るのは、“中村家の絆がいかに深く素晴らしいか”ということで、“あれ? 芝翫さんの不倫ってなんだっけ?”となってしまうんです。これは、4年前の不倫のときもそうだったんですよね」(前同)

■4年前の不倫時にも火消しに成功

 2016年9月、雨の中、稽古場の前に集まった報道陣を前に傘をさして現れた三田は、「このたびは多大なるご迷惑をおかけしまして、お騒がせしまして、大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪し、「雨に濡れて大丈夫ですか? もうごめんなさい」と報道陣に対して気遣いをみせる。

 そして「夫婦で今まで至らない点を支え合って助け合ってがんばってまいりましたが、まだまだ至らぬことが多々あり、お騒がせしております。私も至らぬ点ありましたので反省しております」と自らにも非があったと語った。そして、記者から離婚について問われると「ないで~す!」と、終始にこやかに応じたのだ。

「このときも、三田さんは見事に火消し役を務めました。ただ、冷静に考えると、しょっちゅう不倫している遊び人の夫の話であって、今回の週刊文春の記事でも、家族の絆が出てくる場面ではないと思うのですが、こちらにそう思わせない演説力、説得力が三田さんにはあるんです。彼女のインタビューからは、“離婚は絶対しない、歌舞伎役者である夫を守る”といった強い思いと、記者とその先にいる読者を取り込む巧みな技術がありますよね。

 アンジャッシュ渡部建さん(48)と佐々木希さん(32)夫妻の対応とは、雲泥の差だと言えますよね」(ワイドショー関係者)

■夫は初期対応と会見で大失敗。妻も意味深発言止まり

 2020年6月に複数の女性との“多目的トイレ不倫”を報じられたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建。

 渡部は第一報を伝える『週刊文春』の発売日前に、すべてのレギュラー番組を降板し、報道後は1度だけ同誌の取材に応じ、「愛しているのは妻だけ」、「妻からは“生き方を全部変える必要がある”、“感謝すべき。こういう機会がないと生まれ変われない”と言われた」と弁明し、以降は半年間にわたって沈黙を続けた。

 その間、妻で女優の佐々木は2020年9月にファッション誌『anan』(マガジンハウス)のインタビューで「周りの方々にもハッピーであふれていてほしい。家族も、仕事で会う人たちもそう。どうしたらそうなるのかな、と思ったときに、結局、愛なんだな、と気付きました」と話している。

「佐々木さんは“夫が~”といった直接的なことは言っていませんが、“家族”や“愛”という言葉でそれを匂わせたんです」(前出のワイドショー関係者)

 渡部は2020年12月、謝罪会見を開いて一連の騒動について謝罪。しかし、その前に大みそかの年越し特番『絶対に笑ってはいけない 大貧民GoToラスベガス24時』(日本テレビ系)の収録に渡部が参加した、という報道が流れたため、会見が同番組に出演するためのものではないか、と批判が殺到してしまった。

■三田にあって渡部にまったくなかった言葉の力

「初期対応を間違え、会見も失敗した渡部さんには、いまだに復帰のめどが立っていません。また、もし佐々木さんに三田さんほどの対応力があれば、状況は違っていたのかもしれません。

 会見が顕著でしたが、渡部さんは謝罪するばかりで、言葉の力、説明力がまったくなかった。佐々木さんの『anan』のインタビューも、夫の不祥事を“匂わせる”程度の言及では、やはり足りなかったということですよね。

 ただ、三田さんの対応力は芸能界でもトップクラスで唯一無二ですからね。佐々木さんじゃなくても、結婚3年目にあれほどゲスな不倫をされればショックを受け、どうしていいかわからなくなるのも無理もない。そんな心境のまま矢面に立って夫の代わりに弁明するのは難しいでしょうね」(前出のワイドショー関係者)

 三田寛子の圧巻の“矢面力”で、報道2日目にしてすでに鎮静した感もある中村芝翫の不倫スキャンダル。渡部と佐々木も、“不倫騒動鎮火仕事人”三田に仕切ってもらえばよかったのかも!?

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