サンドウィッチマン「憧れの先輩」からの“M-1感動秘話”全否定に愕然

サンドウィッチマンの伊達みきお(46)が1月4日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)に出演。『M‐1グランプリ』王者の先輩、アンタッチャブルの柴田英嗣(45)に憧れるようになった理由を語っていた。
今回の放送は新春3時間スペシャルで、サンドウィッチマンとアンタッチャブルは前半の“帰れま10”に参戦。昨年の売上がテイクアウト2.3倍、宅配1.5倍と、絶好調な中華ファミレス「バーミヤン」の人気メニュー10品を当てることに。
アンタッチャブルは04年に『M‐1グランプリ』で優勝し、人気芸人として活躍していたが、10年に柴田が芸能活動を休止。翌年には活動を再開したものの、“ザキヤマ”こと山崎弘也(44)との共演はいっさいなかった。そのため、同番組にアンタッチャブルとして参戦するのは初めて。
コンビ復活後、MCのタカアンドトシやサンドウィッチマンと「(コンビで)テレビ番組で絡むのは初めて」だというザキヤマ。柴田との共演について「職場に女房と来たみたいな」と、まだ照れてしまうところがあると明かし、一同の笑いを誘った。
アンタッチャブルとの関係を問われると、伊達と富澤たけし(46)は「憧れの先輩」だとキッパリ。伊達は、07年の『M‐1』で敗者復活戦から奇跡の優勝を果たしたとき、1本目のネタを終えた後に柴田から「優勝おめでとう」とメールが来ていたと明かした。
■サンド無名時代の逸話も披露
これに柴田は無言でうなずき、富澤が「まだ2本目やってないのに」と、柴田は1本目を見ただけで優勝を確信してくれたと説明。一同は「かっこいい!」「(結果が)見えた?」などと、優勝を予言して的中させた柴田を称賛した。
しかし、柴田は「いや、(放送を)途中から見ていて、2本目だと思ってたの。“やべぇ、まだあんじゃん”って。すげえ申し訳ない」と告白。ただの勘違いだったことに、伊達は「おい!」とツッコんで大爆笑。富澤も「ウソでしょ?」と驚いた。
続いて、伊達は、柴田に憧れるようになったエピソードとして、『M‐1』優勝2年前の無名時代、同局の深夜番組『虎ノ門』で、初めてアンタッチャブルと共演したときのことを語り始めた。
伊達は生放送を終えた深夜2時半ぐらいに、柴田に「この後、あいてる?」「めし行こうよ」と、初めて誘われたと回顧。続けて、「もう、東京勢で次に『M‐1』獲るのはサンドウィッチマンしかいないと思うから」と、柴田に励ましてもらったと明かした。さらに、伊達は「ごちそうになって、タクシー代までくれた」「かっこいいんすよ」と振り返り、他の事務所の後輩なのに仕事がなかったサンドウィッチマンの面倒を見てくれたことが、柴田に憧れるようになった理由だった語った。
すると、柴田が「逆にサンドも、俺たちが復活したときに、一番初めに連絡くれた」と、2019年11月29日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で約10年ぶりに漫才を披露したとき、サンドウィッチマンの2人が車を止めて車中のテレビで見てくれたと感謝。伊達は「泣きました正直。感動して」と語った。
■アンタッチャブル復活の裏話も
また、柴田は電撃復活の裏側を「その日、収録を終わった後に山崎と飲む約束してた」「飲みの現場まで待てなくて、先にスタジオに遊びに来たと思った」と振り返り、「カメラマンさんもガタガタしているの、ビックリしちゃって。全員が知らないから」と、当時の状況を説明した。
一方、ドッキリを仕掛けたザキヤマは「夏ぐらい。収録したのが11月」と、夏から計画されていたと告白。最初は「驚くだろうな」などとワクワクしていたが、「日が近づくと、俺が一番緊張してた」「めし誘っておいたほうが自然だろうな。何が自然か分からなくなってきちゃって」と振り返った。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「勘違いだったとしても、サンドとしてはうれしいだろうな」「サンドは相変わらずアンタが大好きで、いろいろやりとりがうれしかったー!」などと、久しぶりの共演を喜んでいた。
また、今回はアンジャッシュの児嶋一哉(48)も参戦しており、相方の渡部建(48)が活動自粛からなかなか復帰できないため、視聴者から「アンタッチャブルだって10年かかって戻ったんだから渡部さんもがんばれ〜」などと、励ましの声がかけられていた。
笑いの実力はともに頭ひとつ抜けている、サンドウィッチマンとアンタッチャブル。アンタが完全復活したことで、今年はこの2組のコラボ企画に期待が高まる。