山田優、森泉、堀田茜…美女タレント大量退所の裏に大激変「給与事情」!

日刊大衆

山田優、森泉、堀田茜
山田優、森泉、堀田茜

 2020年、新型コロナウイルスの感染拡大は、芸能界に大きな影響をもたらした。

 イベントは相次いでキャンセルされ、テレビ番組の通常制作もストップ。新たなリモート収録が実施されるなど、今までにない波が訪れた。その変革はタレントたちに及び、新たな動きが続々と起こった。

「まだコロナ前でしたが、2019年12月の忽那汐里(28)から始まり、2020年に入って草刈民代(55)、コロナが言われだした3月に岡田結実(20)、米倉涼子(45)、4月には長谷川潤(34)と所属事務所を退所する美女たちが相次ぎました」(芸能記者)

 これらの新たな局面に挑む決断をした美女たちは、ある共通点があった。

「皆、オスカープロモーションに所属していたタレントです。これについては、2020年3月29日付けの『文春オンライン』が、米倉の退所は同月26日にあったオスカーの社長交代が関係している、と報じるなど、事務所内のゴタゴタが関係しているともささやかれました。ただ、トップ交代があった3月よりもあとの下半期以降も流出は止まらなかったのですが……」(前同)

■福田沙紀、剛力彩芽、紫吹淳……

 2020年下半期も、オスカーからのタレントの退所は続いた。

「8月に福田沙紀(30)、剛力彩芽(28)、堀田茜(28)、紫吹淳(52)、10月にも森泉(38)と続きました。ただ、こうした8月以降に事務所を去った人たちは、報道されているような事務所の内の人事のゴタゴタだけでなく、また別の理由もあって退所したのではないか、と言われています」(前出の芸能記者)

 夏以降の退所の波は、「給与制度の変化が関係していたようだ」と芸能プロ関係者は話す。オスカープロモーション以外にも、有名女性タレントも所属事務所から独立している。

「昨年末、12月31日で山田優さん(36)が、それまで22年間所属してきた事務所を離れました。こうした動きの背景には、稼働にかかわらず毎月決まった給料を支払う“固定給制”から、仕事の都度に給与を支払う“歩合制”への変更があったからだと言われています」(前同)

■固定給は稼働が少ないタレントにとって優しい制度

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「歩合制の方が、一度に入ってくる金額は大きいのですが、仕事がないときは収入が途絶えてしまいます。固定給制は、一度に入る金額は歩合制より少なくなりますが、仕事がないときでも決まった金額が入ってくる。安定した収入を得られるため、仕事が不安定なタレントにとってはある意味優しいシステムとも言えますよね」

 しかし、コロナ禍によって芸能の仕事が激減。各芸能プロダクションとも大きなダメージを受けており、「固定給の維持が難しくなってしまったようだ」(前同)という。

「特にコンサートやイベント、舞台が収益の柱だった会社は大打撃を受けていますよね。それ以外でも、コロナ不況で広告主がCM出稿を絞ることでテレビ局も困窮。同じく、女性ファッション誌なども広告が激減し、壊滅状態です。歌手、役者、タレント、モデル……総じて仕事が減少しています。

 そのことにより当然、芸能プロダクションの売り上げも激減。それで、これまで続けてきた固定給制の維持が難しくなってしまったので、歩合制への変更を所属タレントに打診しているという流れです。また一部では、固定給を半分にしてほしいというような話し合いもあるといいますね。

 これに納得できない人、または“これを機に自分で”と思ったタレントが、退所していっているということです。ただ、中には、さほど稼働していないのに、長らく毎月給料を払ってくれる事務所に申し訳ないと感じて、去る人もいるそうですよ……」(同)

 まだまだ終息する気配がないコロナ。2021年も芸能人独立の波は続いてしまうのかーー。

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