丸山ゴンザレス「考古学と裏社会は近い」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔後編〕 (2/3ページ)
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こちらの吉見百穴ですが、見どころは横穴墓群だけではないんです」
ゆま「何があるんですか?」
丸山「実は、太平洋戦争のときに作られた『地下軍需工場跡』があるんです。残念ながら現在は、崩落の恐れがあって中に入れないんですが……入り口だけでも見てください」
ゆま「うわあ、すごっ! 大きい洞窟になってる!!」
丸山「閉鎖される前に入ったことがあるんですが、中は、とにかく広い。数百メートルは続いていますよ」
ゆま「ここでは何を作っていたんですか?」
丸山「飛行機の部品です。ここなら上空から偵察されても、軍需工場だと思われませんからね」
ゆま「歴史的な遺跡がある場所でもあるのに、軍需工場を作ったんですね」
丸山「古墳時代に横穴が掘られたように、この辺り一帯は凝灰質砂岩という柔らかい岩盤でできているので、掘りやすいんです。だから工場を作るのに最適だったんでしょう。また、ここは戦時中、横穴が防空壕としても使われていたんです」
ゆま「へえー。ちなみに、太平洋戦争中のものを調べるのも考古学?」
丸山「はい。文字でなく現場に残された物から歴史を解き明かすのが考古学なので、時代は関係ありません」
■百穴の隠れた名所で語られる秘話!?
丸山「……(冷や汗)。せっかくなので、もう一つ、百穴の隠れた名所も案内しましょう。こちらの売店です」
ゆま「売店!?」
丸山「まず、すごいのは、このガチャポンです」
ゆま「古銭のガチャガチャ! すごい。すべて本物だって。やってみよ! 何が出るかな……あっ! 1621年の古銭でした!」
丸山「江戸時代の寛永通宝ですね。お次は埼玉銘菓・五家宝も食べましょう」
ゆま「はい! これ、気になってたんですよね~」
丸山「水飴で棒状に固めたおこしに、きな粉をまぶしたお菓子です」
ゆま「いやあ、いいですね。遺跡を見ながら、オヤツを食べられるなんて。いただきまーす。