丸山ゴンザレス「考古学と裏社会は近い」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔後編〕 (1/3ページ)

日刊大衆

丸山ゴンザレス
丸山ゴンザレス

 前回に続いて、ジャーナリスト・丸山ゴンザレスさんとの対談です。世界中の裏社会や危険地帯を潜入取材する丸山さんですが、実は学生時代に「考古学」を学び、修士号まで持つ学者さん。初の考古学エッセイ『MASTERゴンザレスのクレージー考古学』も出版されました。そこで、丸山さんが大学院で研究されていた横穴墓の遺跡、埼玉県吉見町にある“吉見百穴”を案内してもらいながら、ゴンザレス流考古学の楽しみ方を教えていただきました。

ゆま「考古学と裏社会が近いって!?」

丸山「まあ、持論というか、個人的に思っている感覚ではあるんですけどね。ピンと来たきかっけは、学生時代に行った遺跡調査で見つけた“盗掘”の跡です」

ゆま「盗掘!? それって、遺跡などに勝手に入って発掘しちゃうっていう違法行為ですよね?」

丸山「そう。発掘現場では不自然な窪みなんかが、けっこう見つかるんですよ。現場の、そんなアンダーグラウンドな匂いに非常に興味をそそられたんです」

ゆま「今の丸山さんの仕事に通じるものがあります」

丸山「確かに。盗掘なんて、学者の領域ではないですよね。太古の生活を検証するのが考古学ですから。実際、学生時代に興味がアウトローな方向に向かっていった末に一時期、盗掘を卒論のテーマにしようしたほどで……そのときは師匠や先輩方から“お前はバカか?”と、お叱りを受けました(笑)」

ゆま「そんな内容の本なんですね。今回の新刊は」

丸山「ええ。盗掘があるということは、遺物を売りさばくブローカーもいるということ。そんなブラックマーケットを突き止める旅のルポも入ってます。まあ、考古学になじみのない方でも、気軽に読める内容にしたつもりです」

ゆま「がっつり宣伝をぶっ込んできましたね(笑)。でも、難しい学術的な話より面白そう!」

丸山「ありがとうございます。さて、ゆまちゃん。

「丸山ゴンザレス「考古学と裏社会は近い」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔後編〕」のページです。デイリーニュースオンラインは、丸山ゴンザレスクレイジージャーニー麻美ゆま歴史エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧