上白石萌音『ボス恋』玉森裕太ブーストと「ダサあざとさ」で『恋つづ』超えへ

日刊大衆

※画像はTBS『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』番組公式ホームページより
※画像はTBS『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』番組公式ホームページより

 1月12日にスタートする『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)。東京で暮らす幼なじみを追いかけ上京してきた鈴木奈未 (上白石萌音/22) が、ファッション誌の編集部に就職する、というストーリーだ。

 予告で上白石が、菜々緒(32)演じる鬼編集長の雑用係としてこき使われるシーンは、『プラダを着た悪魔』を思い出す。上白石がアン・ハサウェイさながらに、オシャレになっていくのだろうか。どちらにしても、このご時世にファッション雑誌を舞台にするあたり、チャレンジ精神は感じる。

 しかし上白石は『恋はつづくよどこまでも』(同局系)の大成功で、すっかり「こんな恋がしたい願望の体現者」ポジションを確立しつつある。『恋つづ』では佐藤健(31)とアツアツになり、今回はKis-My-Ft2の玉森裕太(30)に「俺とつきあわない?」と言われる設定!!

 独特の色気があるファニーフェイスに、田中みな実とは逆の、あえて都会の洗練を避けて通る「ダサあざとさ」を感じる不思議な魅力がある。彼女の隣に立ったら、彼女よりも性格が悪く見える、そんな謎の勝ち組感がすごい。合コンで絶対、一緒になりたくないタイプである。

 そんな彼女の母親役が宮崎美子(62)なのだが、顔がそっくりでビックリ! 『35歳の少女』(日本テレビ系)の鈴木保奈美(54)と柴咲コウ(39)、橋本愛(24)に続く、見事な親子キャスティングといえるだろう。

■脇の間宮祥太朗と高橋メアリージュンにも期待

 さらに脇を固める間宮祥太朗(27)、高橋メアリージュン(33)にも期待。この2人は、ドラマにグッと深みと遊びを入れてくれる。恋のライバル役、倉科カナ(33)も、上白石にどう噛みついていくのか楽しみである。

 コロナ禍でも『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』『この恋あたためますか』と、負け知らずのTBS火曜ドラマ枠。『恋つづ』は始終甘い展開で、コロナのツラい時期、本当に救われた。今回も上白石の「素朴さ」が癒しの女神となるのか。『恋つづ』が強烈だっただけに、正直、持て余しそうな予感も1割ほどある。

 案外、強い女たちのなかでふんわりと笑う玉森が、一番の癒しになるのかも? とも思っている。(田中稲)

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