高松瞳「正統派アイドル」=LOVEの核であることを感じさせる『青春“サブリミナル”』【アイドルセンター論】 (2/3ページ)

日刊大衆

本曲はデビュー曲『=LOVE』はもちろん、『僕らの制服クリスマス』『探せ ダイヤモンドリリー』のような=LOVEが描く明るくポップな王道アイドルソングに連なる系譜の楽曲だ。

 高松の休養以降、齊藤、大谷を筆頭にジャンルに富んだ楽曲でグループの幅の広さを提示しつづけてきたが、高松の復帰とともに提示されたのは王道アイドルソングであり、さらには彼女の帰りを祝福するかのような楽曲で、改めてグループの核には高松がいることを強く認識させられた。

 笑顔とその大きな瞳が魅力の高松はまさにザ・アイドルといった佇まいで、『=LOVE』や『探せ ダイヤモンドリリー』のような王道アイドルソングで見せるパフォーマンスは彼女の唯一無二のアイドル性を表しているものだ。

 持ち前の笑顔がアクセントになっていることも多く、ライブやMVで見せる仕草のひとつひとつにグッと引き込まれてしまうほど、彼女の笑顔は強いインパクトを残している。一方で『手遅れcaution』のMVでは涙を流す繊細な演技にも挑戦し、王道アイドルに留まらない表現の幅も見せつけ、シングルをリリースするごとにアイドルとして進化し続ける姿を見せてくれていた。

 高松に対して指原は「個人的な感情で言うと、いつも瞳のパフォーマンスに助けられていました。瞳のセンターがとても好きだからです。オーディションで履歴をみて惹かれ、実際に会ったあの日からずっとイコラブのセンターは瞳でした」(指原莉乃Twitterより)と語っているほど、センターとしての信頼も厚い。復帰作となった『青春“サブリミナル”』で王道アイドルソングに原点回帰を果たしたのは高松の復帰による影響が大きく、イコラブが理想とする王道アイドルの構想の中心には高松がいることを感じさせる。

 また、本人は復帰後のインタビューで「王道の曲で復帰させていただけると知ったときは楽しみな気持ちになりましたし、指原さんの私に対するイメージはこういうものなのかもしれません。

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