積載オーバーぱねぇ!67メートルの風力タービンブレードを輸送するトラックが目撃される

車両からはみだしすぎた積載物 / P. Adams Schwertransporte
ヨーロッパ、ルクセンブルクにて車体から大はみだししている巨大な風力タービン用のブレードを運搬している大型トラックが上空から激写された。
どれだけはみ出しているかは画像を見れば一目瞭然だ。
積載している風力タービン用のブレードの長さは67メートル。垂直ではなく斜めに積載しているものの、それでも大幅にはみ出している。

P. Adams Schwertransporte
交差点では往来する車もいるなか、ド迫力の運搬作業だ。というか右折とか左折とか、この状態でできるとしたら、ドライバーの運転スキルもかなりのもの。

P. Adams Schwertransporte
カーブした道もご覧の通り。

P. Adams Schwertransporte
こんなトラックに遭遇したら度肝を抜くに違いないだろう。
だが日本の道路交通法の場合には、車体の前後から自動車の長さの10分の1の長さ(自動車の長さ×1.1以下)を超えてはみ出してはいけないという決まりがある。さらに、地上からの高さは3.8m以下(公安委員会が認めた自動車の場合は高さ4.1m以下)となっているから、日本で遭遇できることはなさそうだ。
Apparently this is a real set of photographs of wind turbine blade transportation and not an amusing glitch in Euro Truck Simulator 2https://t.co/LZlJg77qM2 pic.twitter.com/EcEGHwFEtl
— Ketan Joshi (@KetanJ0) January 6, 2021
というか日本の場合、風力タービンのブレードの運搬ってどうやってんだろう?分解して現地組み立てとかなのかな?なんか気になってきたぞ。
追記(2021/01/17):
コメント欄によると、実際に運んでいる映像がYoutubeに上がっているそうだ。
Spezialtransport - Windrad durch Schorndorf
また、日本も同様の方法で運搬しているようで、日本通運が40メートルぐらいのブレードをトレーラーで運んでいるという。ただし交通量の少ない夜間に行っているそうだ。