滝沢秀明副社長の「退所」加速!?「Jr.22歳定年制」の裏に因縁20年!!

日刊大衆

ジャニーズ事務所
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 1月16日、ジャニーズ事務所はジャニーズJr.に22歳での活動終了制度を導入することを公式サイトで発表した。

 公式サイトによると、ジャニーズJr.の活動に一定の年齢制限を設けるとし、「具体的には、満22歳到達後の最初の3月31日までに、ジャニーズJr.としての活動継続についてジャニーズ事務所との合意に至らない場合は、ジャニーズJr.の活動としては同日をもちまして終了とさせていただくことといたします」と説明している。

「要するに22歳に至るまで満足に実績を残していない、今後のデビューの可能性がまったくないと判断されたJr.は、ジャニーズ事務所と契約更新することなく“定年”を迎えるということですよね」(女性誌記者)

 ジャニーズ事務所がJr.と明確に契約書を交わすようになったのは2018年1月だとされている。

「デビュー前のSnow ManSixTONESのほか、人気Jr.グループのTravis Japanらが招集され、ジャニーズサイドから契約書にサインするように促されたといいます。これに反発したのがLove-tuneのメンバーでした。

 メンバーはサインを保留して一旦持ち帰って検討するという判断をしたため、それ以降、テレビや舞台への露出が激減。Love-tuneの7人は2018年11月をもって事務所を退所しています」(前同)

 その後、Love-tuneのメンバー7人は1人も欠けることなく再集結し、7ORDERとして活動を再開。今年1月13日には1stアルバムをリリースし、メジャーデビューを果たしている。

■ジュリー氏はJr.を疎ましく感じている!?

 芸能プロ関係者はこう話す。

「実は、ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏はJr.の存在を“疎んじていた”というんです。また、彼女の母親・メリー喜多川名誉会長も“デビュー組を見るだけで精いっぱい”という理由で、事務所としてJr.の育成やケアまで手が回っていなかったといいます」

 2017年には、デビュー前のJr.に対して振付師が「お前らはもうデビューできない」と言ったことで、大量にJr.が事務所を退所してしまった例もあったと、2018年10月の『週刊女性』(主婦と生活社)では報じている。

「当時退所したJr.の中にはジュリー氏に反発していたという人も少なくなかったようです。ただ、東西合わせると約200人のJr.が在籍しているわけで、ジュリー氏やメリー氏だけでそれだけのJr.をケアしていくことは難しいというのもうなずけます。

 関ジャニ∞など、Jr.からスターが生まれているのはたしかですが、成功できるのは一握り。そのため、今回の『22歳定年制』はある意味で真っ当なシステムだとも言えるのでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 Jr.の存在を疎んじているとささやかれるジュリー氏だが、その一方で関西ジャニーズJr.のなにわ男子を猛プッシュしていると言われている。

「それはジュリー氏が育成を手掛けてきた関ジャニ∞の横山裕(39)と大倉忠義(35)が、関西Jr.及びなにわ男子のプロデュースを担当しているから。それまでジュリー氏はJr.にはノータッチだったものの、関ジャニとの関係もあり、現在では関西Jr.を見ているといいます」(前同)

■ジュリー氏は2001年に「ジェイ・ストーム」設立

 前出の芸能プロ関係者はこう話す。

「Jr.を育成して世に出していくというのは、ジャニー喜多川氏の生きがいでありライフワークでした。それを継承したのが滝沢秀明副社長(38)です。滝沢氏が芸能界を引退し、Jr.の育成やプロデュースを手掛ける『ジャニーズアイランド』の社長に就任しましたが、それは“Jr.の待遇を改善するため”だったといいます」

 前出の『週刊女性』によると、滝沢氏はJr.をないがしろにするジュリー氏の体制にかねてから不満を持っていたという。

 また、2018年8月の『週刊文春』(文藝春秋)では、滝沢氏とジャニー氏が、ジュリー氏に対していい感情を抱いていないと、あるジャニーズJr.の弁として報じている。

「ジャニー氏は、ジュリー氏のマネジメント能力を認めていなかったという報道もありますが、それはジュリー氏がJr.をないがしろにしていたから、ということもあったのかもしれません。

 遡れば、ジュリー氏が嵐を中心にしたレーベル『ジェイ・ストーム』を2001年に設立した頃から、ジャニー氏とジュリー氏のすれ違いがささやかれるようになりました。すでに今回の大改革の予兆は、20年前から始まっていたということでしょうね」(前同)

■「22歳定年制」導入が滝沢氏の退所につながるワケ

 前出の芸能プロ関係者は「ジャニー氏が生きていたら『22歳定年制』の導入なんて絶対にありえなかったでしょう」と話し、こう続ける。

「今回の制度改定は、Jr.をスターに育て上げることを生きがいにしていたジャニー氏の“影”を消すような行いにも見えます。さらに見方を変えれば、ジャニー氏の遺志を引き継いだ滝沢氏を潰すためのものだとも言えそうです。

 現在は副社長と社長として、滝沢氏はジュリー氏とは表向きは良好な関係にはあるようです。しかし、両者の考え方は基本的には相いれないといいます。現に滝沢氏はJr.の待遇に怒っていて、ジュリー氏に不満を持っていたとも報じられているわけですからね」

 滝沢氏が裏方に回ってからJr.への注目度も高まり、2019年8月8日には2000年以来19年ぶりとなるジャニーズJr.単独東京ドーム公演も開催された。

「滝沢氏は10代半ばでJr.のリーダーに指名され、Jr.の黄金期をけん引しました。だからこそ、Jr.の待遇を改善し、彼らを盛り上げていきたいと考えていた。滝沢氏の努力が実ったのが、なかなかデビューさせてもらえなかったSnow Manの成功でしょう。

 ただ、ここにきて『22歳定年制』が導入されることになってしまった。一部では滝沢氏がごく近い関係者に“辞めたい”と漏らしたり、“ツラい”、“会社内で立場がない”と感じていると言われていますが、この制度改定も関係していたのではないでしょうか。ジャニーさんに指名され、後を託された滝沢氏が中心となって進めてきた、Jr.の育成部門が縮小・整理されてしまう恐れがあるわけですからね。

 滝沢氏のボヤキを深刻に捉えている周囲の関係者は多くいます。ジャニー氏の逝去以来、多くのタレントがジャニーズ事務所を離れていますが、滝沢氏が次の退所者に……そんなことにならなければいいですね……」(前同)

「22歳定年制」導入には賛同の声も多いが、滝沢氏のジャニーズ事務所内での立場は、より危ういものになっていくのかもしれない――。

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