猫ブームは江戸時代にも!暮らしの中にいたカワイイ・怖い・縁起がいい…様々な猫たち【前編】 (2/2ページ)
そして、お守り・縁起物として愛されるようになり、絵画や招き猫の置物なども登場。庶民の間に広がっていったのです。
愛猫家として有名な歌川国芳
江戸時代の浮世絵師として有名な歌川国芳。大の愛猫家で数十匹も同時に飼っていたそうです。
国芳は、飼い猫がなくなるとその当時はどの家にもなかった「猫の仏壇」に、亡くなった猫の戒名を書いた位牌を置いていたと伝わります。
そんな国芳はさまざまな猫を描き、その作品は版画となって数多く擦られました。人々はネズミ除けのお守りとして買い求めたことも、猫人気へとつながったのです。
猫を好んで描いた絵師は歌川国芳だけではありません。また、猫は単に愛玩動物としてだけではなく「妖怪」として描かれることもありました。
「流行猫の戯れ」歌舞伎をパロディ化した全五図からなる大判錦絵(歌川国芳&山東京山)
江戸〜明治時代に民衆の間で広がった猫の妖怪「猫又」も、さまざまな作品が残されているのです。
【後編】に続きます!
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan