薬膳は美味しくない? そんなイメージが変わるレシピ集の中身とは (2/3ページ)

新刊JP

例えば夏なら、熱が体内にこもってしまったり、食欲が出なかったりという不調が起こりやすいですが、そういう不調に対しては夏野菜を食べるといいんです。それに、その季節に食べたほうが美味しいですから、効能と美味しさとダブルで良いんですよね。

――また、本書のレシピは全般的に塩分も控えめですね。

山下:薬膳といいながら高塩分だと変ですから(笑)控えめになってはいますが、味はしっかりとついています。

――まさに薬膳のイメージを一掃する本ですね。

山下:はい、まさにそうなれば嬉しいですね。

――「然の膳」は全国の医療機関や自治体に入っているレストランなんですよね。だから、あまり馴染みがないという方も多いと思います。

山下:そうですね。全国の大きな病院がメインで、自治体の方にはグループ店舗が入っています。だから、病院や役所に行く機会が少ない方は馴染みがないかもしれませんね。

――ここで掲載されているレシピはもともと「然の膳」で出しているものだけではないのですか?

山下:「然の膳」で出しているメニューを少しアレンジしているものもあれば、全く新しいメニューもあります。

実はさきほどの「鶏肉とかぶのにんにく酒粕煮込み」だけでなく、期間限定のメニューとしてこのレシピの中のメニューを「然の膳」で出したことがあります。その第1弾が「彩り野菜のえびマヨ」と「黒糖杏仁豆腐、五穀米トッピング」です。

そして、第2弾は「薬膳スパイシーローストビーフ 黒ごまソース」を展開しました。

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