渡部建「復帰」の舞台はまさかの伝説バラエティ!?地獄試練も「天国」なワケ

日刊大衆

渡部建(アンジャッシュ)
渡部建(アンジャッシュ)

「昨年6月に不倫が発覚して以降、表舞台から姿を消したアンジャッシュ渡部建さん(48)ですが、また復活の望みが出てきました。しかも、今回は地上ではなく、衛星放送で持ち上がった話なので、可能性はけっこうあるんじゃないでしょうか」(ワイドショー関係者)

 渡部は、2020年6月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、複数の女性との“多目的トイレ不倫”が伝えられ、その後芸能活動を自粛。未だに復帰がかなっていない。

「渡部さんは、不倫報道に先立って、テレビ各局に自身の番組出演の自粛を申し入れていて、その意向を示す直前に出演した昨年6月9日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)がテレビでの最後の姿でした。

 その後、同年11月発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が、渡部さんが同年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特番『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』(日本テレビ系)に電撃復帰をはたす、と報じました。ただ、不倫報道後に会見することもなく、雲隠れ状態だった渡部が出演することに疑問の声も聞こえてきました」(前同)

■当分、日テレ、TBSに出演できない

 こうして昨年12月3日に会見を開いた渡部だったが、

「歯切れの悪い回答を続け、復帰会見なのか、謝罪会見なのかはっきりしないもどかしさもあり、渡部さんには批判が殺到してしまいました。

 また、会見当日に『笑ってはいけない』に出演するダウンタウン松本人志さん(57)が、“あえて会見の前に。。。オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜”とツイート。さらに、同番組の総合演出を務めるT氏が自身が担当する『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に渡部が出演する話もあったものの、批判が殺到したため、取りやめになったといいます。影響力のある松本さん、そして日テレの看板番組でミソがついてしまったため、当分、日テレに出るのは難しそうですよね」(前出のワイドショー関係者)

『笑ってはいけない』出演報道の影響は、日テレだけでなく渡部がMCを務めていた『王様のブランチ』を放送するTBSにも及んだという。

「『王様のブランチ』は、渡部さんの不倫報道後も、あくまで“出演自粛”という形を取っていたのですが、昨年12月になって正式降板を発表しています。その引き金となったのが、『笑ってはいけない』への出演報道だったという話です。

 というのも、渡部さんサイドは自粛という形に留めてくれていたレギュラー番組である『ブランチ』サイドに、『笑ってはいけない』出演の話を通していなかったそう。これにTBS、特に『王様のブランチ』に関わる局員が激怒し、降板の運びになったそうです」(前同)

■突如浮上した伝説番組への“ゲスト出演”

 前出のワイドショー関係者は続ける。

「結局、渡部さんの姿を『笑ってはいけない』で見ることはありませんでした。出演の可能性が浮上しただけで大騒動になったわけですから、地上波への復帰は絶望的な状況でしょうね」

 しかし、渡部は見捨てられていなかった。まだ、チャンスが残されているという。その舞台となるのは、予想もしない番組。1992年から約10年間にわたり、日本テレビで放送されてきた『電波少年』だ。

 それまでの常識を破壊する過激な内容で伝説となったバラエティが、衛星放送のWOWOWで復活し『電波少年W~あなたのテレビの記憶を集めた~い!~』と題して、1月16日に初回が放送されたのだ。

「番組が終盤に差し掛かったころ、番組の産みの親、“Tプロデューサー”こと土屋敏男氏が、次回2月1日の放送のゲストに、渡部さんを呼ぶ交渉をするか否か、番組のコミュニティサイトでアンケートを行うと発表したんです」(前同)

 渡部へのゲスト出演交渉に対する意見を求めたアンケートは、1月16日から同17日22時まで番組コミュニティサイトで実際に行われた。

■アンケート調査の結果で出演!?

 アンケートには、

「人は間違いを反省しやり直すことができると思うので電波少年Wのゲストに来てもいいと思う」

「人は間違いを反省しやり直すことができると思うが、まだ早いと思うのであと1か月は電波少年Wのゲストに来てほくない」

「人は間違いを反省しやり直すことができると思うが、まだ早いと思うのであと3か月は電波少年Wのゲストに来てほしくない」

「人は間違いを反省しやり直すことができると思うが、今回のことは自分としては許せないので電波少年Wのゲストに来てほしくない」

 という4つの項目が用意。どの選択肢に票がもっとも集まったのか、結果は2月1日の放送で発表される。

「投票の結果によって、渡部さんの『電波少年W』出演の可能性が消える可能性もあり、交渉に臨んだとしても土屋氏は“(渡部は)各局への義理もあるだろうからさ。声をかけてもらったけど、無理ですってこともあるだろうし”と番組で話していて、無理強いすることはないようですが……」(前出のワイドショー関係者)

■松村邦洋とあの多目的トイレで……

 ただ『電波少年W』に出演できたとしたら、「渡部さんにとっては、最高の舞台になるかもしれない」と制作会社ディレクターは話す。

「『電波少年W』は、これまでのシリーズと違って、地上波の日テレではなく衛星放送のWOWOWで放送されています。同番組はノンスクランブル放送と、加入者以外も見られるようになっていますが、地上波に比べると、クレームなどのリスクは圧倒的に低いですよね。

 それに過激さや無茶が売りの『電波少年』が、不倫騒動のあった渡部さんをゲストだけで終わらせるとは考えづらい。ゲスト出演を突破口に、ブっ飛んだ企画にも挑戦させるのではないでしょうか」

 1月16日の放送では、ゲストの爆笑問題太田光(55)が「松村くんが渡部と、多目的トイレでもう一回ウンコする」と、司会の松村邦洋(53)が『進め!電波少年』でやっていた「有名人の豪邸でウンコがしたい」シリーズのオマージュ企画を提案していた。

「太田はもちろん冗談で言っているのでしょうけど、『電波少年』なら本当にやりかねない。過去の企画や名シーンを渡部がリバイバルする可能性はありえますよね」(お笑いライター)

■若き有吉が挑んだ伝説の企画

 前出のお笑いライターは続ける。

「渡部は、現状まったく仕事がないわけですから、時間がたっぷり取れる企画でもイケるでしょう。それこそ、有吉弘行(46)が世に出ることになった猿岩石の『ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』のような、長期にわたる企画も考えられる。

 若手芸人が東京大学合格を目指した『電波少年的東大一直線』も、2016年3月8日付の『NEWSポストセブン』のインタビューで、家庭教師を務めたケイコ先生こと春野恵子さん(47)が、本当に8か月マンションに閉じ込められる、と話していたのでガチ。これは、時間がかかるうえにキツいですよね。

 ダブルブッキングの川元文太(46)が挑戦し、あまりの過酷さに当時賛否が沸騰した『電波少年的箱男』という企画もありました。大きな金属製の箱の中に入れられて、長い距離を移動するこの企画では、不良のイタズラで人がいない山の中に箱が持っていかれる、といった、信じられないようなトラブルもありました」

■『電波少年』の過酷な企画が渡部を救う?

 不良が絡んだ企画といえば、松村が挑んだ『渋谷のチーマーを更生させたい』もあった。

「当時、渋谷に多かったチーマーと呼ばれる若者に近づいて注意するという企画だったのですが、松村がチーマーに連れ去られてしまうというまさかの展開は、今となっては伝説となっています。

 また、これと似た海外ロケもので、タイで象に覚醒剤を射つ、悪い人たちを注意するという企画もあったのですが、松村は拉致され、現地警察が動員。ギャングがカメラに向かって発砲、最終的に警察との銃撃戦に発展するというとんでもない結末になりました」(前出のお笑いライター)

 今回、地上波ではないといっても、今のご時世ではあまりにも炎上リスクが高すぎる企画ばかりだ。

「ほかにも出川哲朗(56)がオーストラリアでゲイに襲われた『ストップエイズキャンペーン』もありましたよね。

 今のテレビのコンプライアンス的にどこまでやれるかは未知数ですが、『電波少年』ブランドだから、普通のバラエティ番組よりは突っ込んだ企画が出来るのではないでしょうか。

 しかも今の渡部はブランドが失墜していて、タブーが一つもないとも言える。過激な企画に挑戦して、それがミソギだと視聴者に捉えられれば、世間の嫌悪感も少しは払拭できる可能性もあります。そう考えると、渡部にとって『電波少年』での復帰は、最善の場所なのかもしれませんね……」(前同)

『電波少年的渡部の復活プラン』が成功することを願いたいが、はたして……?

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