マヂカルラブリー『M-1』優勝&千鳥の「激売れ」で芸人界に大激震が!!

日刊大衆

千鳥(大悟、ノブ)
千鳥(大悟、ノブ)

M-1グランプリ2020』王者のお笑いコンビ・マヂカルラブリーが1月17日、吉本興業のタレント養成所・NSC(吉本総合芸能学院)の現役生向けにオンライン特別授業を行った。

 同期との関係に悩む在校生に、破天荒キャラとしても知られる野田クリスタル(34)は「これからいろんな人に出会うと思うけど、必ず1人くらい殺したいヤツが出てくる」と切り出し、「全NSC生に告ぐ! お笑いの向上心で切磋琢磨しようとしてもなんの意味もない。殺したいときに出る笑いが一番の笑い」と過激なアドバイスを送った。

 約45分の講義を終えた野田と村上(36)は取材に応じ、ツッコミの村上は「みんな真面目そう。ヤンチャそうな人はいない。時代は変わった」と授業の感想を語った。また、野田も「時代の変化を感じた。奥底に眠るヤバさがあるヤツが出てくる時代なんでしょう」と話した。

「マヂカルラブリーが『M―1』決勝で披露したネタが“漫才かどうか”、という論争がいまだにありますが、彼らは2021年、さらなる飛躍が期待できますよね。

 ただ、『M-1』では2020年のマヂカルラブリー、2019年のミルクボーイ、2018年の霜降り明星と、3年連続でNSCの卒業生ではない“非NSC芸人”が優勝しているんです。そのため、“NSCに入りたい”という芸人志望者の数が今、減っているというんです」(放送作家)

■スター芸人を多数輩出してきたNSCだが

 吉本興業で芸人を目指す場合、NSCに入って卒業するというルートが一般的だ。第1期生のダウンタウンをはじめ、『M-1』初代チャンピオンの中川家ケンドーコバヤシ(48)、フットボールアワージャルジャルなど、第一線で活躍する芸人にはNSCの卒業生が多い。

「一方、劇場のオーディションを経て吉本入りしたという芸人も実は少なくありません。霜降り明星は粗品(28)が先にピン芸人としてオーディションを受けて吉本入りしていて、せいや(28)を誘う形でコンビを結成しています。

 また、東野幸治さん(53)や博多華丸・大吉NON STYLEなど、非NSC芸人も活躍しています。そして何と言っても、現在売れに売れまくっている千鳥も、NSCを卒業していないんですよね」(前出の放送作家)

■コンビのレギュラー10本以上

テレビ千鳥』(テレビ朝日系)や『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)など、コンビで10本以上のレギュラー番組を抱え、さらに大悟(40)とノブ(41)それぞれピンの番組もあり、今まさに売れに売れている千鳥の2人。

「深夜番組だった『テレビ千鳥』は日曜のプライム帯に昇格していますし、さらに関西ローカルの『相席食堂』(ABCテレビ)の2時間スペシャルが、2月2日には全国ネットでゴールデンタイムに放送されることも決まりました。

 千鳥の快進撃、そして『M-1』チャンピオンが3年連続で非NSC芸人ということもあり、“NSCに入らないほうが売れるのではないか”と考える芸人志望者が増えているみたいです。ただ、彼らは、NSC出身じゃないから売れた、『M-1』王者になれた、ということではまったくないと思われますが……」(前出の放送作家)

 第7世代の台頭に加え、非NSC芸人の躍進で、お笑い業界は大きく変革を遂げる!?

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