息子の分を注文しない家族。女性店員の機転が虐待されていた11歳少年を救う(アメリカ) (3/4ページ)
・警察「何かを見たら、誰かに伝えて」
オーランド警察は、少年の継父ティモシー・ウィルソン(34歳)を児童虐待、母親クリスティン・スワン(31歳)を育児放棄の容疑で逮捕した。
同警察のエリン・ローラー刑事は、署長共々記者会見でこのように語った。
正直、少年が受けていたのは虐待以上の拷問です。私自身も母親であり、この11歳の少年が両親によってどのような地獄を経験させられてきたかを想像すると、胸が引き裂かれる思いです。
少年は、両親による虐待が昨年のクリスマス頃から始まったと話していますが、怪我の傷跡から見てそれより以前に起こっていたと我々は判断しています。
カルヴァルホさんが通報してくれなければ、少年は長くはこの世にいることができない事態に発展していたかもしれません。彼女の勇気は称賛に値し、我々は彼女の行動を非常に誇りに思っています。
『SEE SOMETHING SAY SOMETHING(何かを見たら、誰かに伝えて) 』という言葉通り、不審な物や人を目にしたら何らかの行動を起こすよう、人々に促していくことがいかに大切かを改めて感じています。
記者会見では、「レストランに来て、息子の分だけ食事を注文しないということは、普通の母親が取る行動ではない」と語ったカルヴァルホさん。
実は、その日はもともとシフトが入っておらず、同僚に急遽ヘルプで呼ばれてレストランにいただけだったそうだ。しかしその偶然と、何よりカルヴァルホさんの鋭い洞察力、そして機転が、少年を窮地から救う結果となった。