１月１６日放送の『ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓのブンブブーン』（フジテレビ系）に、ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの大先輩である少年隊の東山紀之（５４）が出演した。オープニングで東山は、堂本光一（４２）が以前、番組で自分のものまねをしたことに触れ、「あれ、ものまねじゃないね。いや、あれはね、完全に俺をディスってる！」とツッコみ、光一は大慌て。

　さらに東山は「ものまねといえば、だって剛が最初にジャニーさんのものまねし始めたわけじゃない」と、堂本剛（４１）による故ジャニー喜多川氏のものまねを挙げ、「剛がやって、大丈夫なんだって空気になって、どんどんどんどんみんながやり始めるようになって」と、ジャニーズものまねのパイオニアが剛であることを指摘。すると剛は、「１回禁止令が出たんですよ」「ジャニーさんのイジりはやめてくださいって」と明かし、苦笑いしていた。

　今回はアート好きな東山の要望を叶えるため、ＫｉｎＫｉの２人とともに今注目の若手作家のア―トを鑑賞。番組では以前もアート企画をやったことがあるが、そのときアートにまったく興味がなく「何がええの？」状態だったという光一だが、作品に込められた背景や意味を知り、理解が深まると「すごく面白いと思った」とコメント。

　今回もさまざまな作品が紹介され、アートの知識が深い東山は、専門家も顔負けの豆知識を披露し、２人を驚かせた。光一が「どこでアートの知識を得ていったんですか？」と質問すると、東山は「坂東玉三郎さん、いらっしゃるでしょ。玉さまと舞台をやるってことになって」「イタリアのほうに芸術の勉強に行きましょう、みたいになって」と、歌舞伎俳優の坂東玉三郎（７０）に誘われてイタリアへ行き、作品について説明をしてもらったことがきっかけだと告白。

■ＹＯＵ何が面白いの？

　それ以降、玉三郎の「海外行ったら必ず美術館回りなさい」という教えを守っていたという東山だったが、ニューヨークにあるアメリカ自然博物館にジャニー氏と行ったところ、ジャニー氏は恐竜の化石を見て「ＹＯＵ、これ何が面白いの、昔の骨見て。僕ちょっとブロードウェイ行きたいんだよ」と言われ、置き去りにされたというエピソードを披露。これを聞いた剛と光一は、恐竜の化石を「昔の骨」と一蹴するジャニー氏に「さすがだな」と大爆笑だった。

　東山とＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓのジャニー氏エピソードに、視聴者は「時折こぼれる皆様のジャニーさん愛にほっこり」「東山さんとＫｉｎＫｉの絡み面白いよね。そして必ずジャニーさんの話題出るの好き」「ジャニーさんエピソード面白いし、今でも愛されてるんだなぁと感じる」「ジャニーさんさすがです！」「東山さん、素敵だなぁ。嫌みのない方だし、面白い」「なによりＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの２人がすごく楽しそう」「ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの弟感がもうたまらん」と、大喜びだった。

　舞台などのエンターテインメントには精通していたジャニー氏だったが、「昔の骨」には興味なし!?