【徹底検証】『鬼滅の刃』と『ONE PIECE』はナゼ国民的マンガになったのか? (3/3ページ)
海賊王と海賊王を海賊王が撮ったベストショットです!
ONE PIECE公式Instagramでは尾田さんの仕事場ショットを追加で公開中!https://t.co/PVdET5GpEL#ホンマでっかTV #ワンピース20周年#明石家さんま#木村拓哉#尾田栄一郎#2018年12月8日#ヒーハー記念日#ヒーフーハー記念日#撮影尾田さん pic.twitter.com/Ej3uTAoeC0
— ONE PIECEスタッフ【公式】 (@Eiichiro_Staff) January 10, 2019
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「鬼滅の刃」はなぜ「ONE PIECE」に追いついたのか「鬼滅の刃」もブレイクのきっかけはTVアニメ化。しかし絵柄がいわゆる萌え系とかけ離れており、一般受けする内容だったことも人気の理由だと言えるだろう。
作品の原型は、作者・吾峠呼世晴がジャンプの新人賞に投稿した『過狩り狩り』という短編だった。こちらはどこか日本画のようなタッチとなっており、『ねじ式』などで知られるつげ義春やアングラマンガ雑誌『ガロ』の影響を感じさせる。そこからジャンプマンガとしてブラッシュアップしていく中で、他に類をみない和風ファンタジーの作風へと変化していったようだ。
「鬼滅の刃」吾峠呼世晴先生も漫画賞投稿からデビューされました。投稿作「過狩り狩り」は主人公の顔を隠した意表をつく扉絵で、編集部が「1ページ目から気になる漫画が来た」とザワついたのをよく覚えています。下記リンクから無料で読めます!新世界漫画賞10月期も募集中!https://t.co/Zjx0qa6lz8 pic.twitter.com/jWLsX86O8H
— 少年ジャンプ漫画賞 (@jump_mangasho) October 17, 2020
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2019年4月に放送が始まったTVアニメ版は、制作会社の力によってさらに間口が広い作品に。制作を手掛けたのは、『Fate/stay night』シリーズや『活撃 刀剣乱舞』といったヒット作で知られるufotable。美麗な作画で知られ、女性人気の高い作品も数々生み出してきた。
その後、公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、ご存じの通り、歴代興行収入ランキングで1位を獲得するという偉業を達成。日本マンガのコアな魅力を核に秘めつつ、メジャー作品として洗練されていった同作が広く受け入れられたのは、当然のことだろう。
とはいえ売上という観点だけでは、「国民的マンガ」論は語れない。お茶の間に浸透していった背景を考えてみると、SNSの存在が大きかったのではないかと思われる。
アニメ版の大ヒットによって、椿鬼奴をはじめとした芸能人たちが、鬼滅ファンを公言するようになったのは周知の事実。とくに『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開された後は、多くの芸能人たちがSNSで作品に言及したり、キャラクターのコスプレ画像などを披露してきた。
我妻善逸
雷の呼吸
霹靂一閃
鬼滅の刃、いや体の脂を斬る
脂滅の刃
ヤー
ヤーの呼吸
壱ノ型、パワー
なかやまきんに君 pic.twitter.com/XpgOfKqexk
— なかやまきんに君 (@kinnikun0917) October 30, 2020
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アニメが大ヒットを記録し、芸能人を始めとする人々を魅了するのも、すべては原作の力があってこそ。もし別の機会があれば、物語の中に「国民的マンガ」の神髄を探ってみる…という検証を行ってみてもいいかもしれない。
文=大上賢一
写真=まいじつエンタ