松本潤に先を越された木村拓哉、“長年の悲願”今も叶わぬワケ

日刊大衆

木村拓哉
木村拓哉

 2023年放送の大河ドラマどうする家康』の主演を、松本潤(37)が務めることが発表された。かの有名な戦国三英傑の一人・徳川家康を松本がどう演じるのか――早くも大いに注目を集めている。

 近年の視聴率低迷でかつてほどの“旨味”はなくなったとはいえ、NHKの看板を背負う大河ドラマは、今でも俳優たちの憧れの舞台だ。中でも主演となれば、一年を通じて視聴者を引っ張っていく魅力や胆力、その他あらゆる要素が必要となり、ゆえに、その座に就くことができる者は限られている。

 そんな選ばれし座を射止めた俳優の中で、“ジャニーズ出身者”は過去に4名。93年『琉球の風』東山紀之(54)、04年『新選組!』香取慎吾(43)、05年『義経』滝沢秀明(38)、14年『軍師官兵衛』岡田准一(40)に次いで、松本はジャニーズ史上5人目の大河主演となる。

 ここにいつ名を連ねてもおかしくないのが、50の大台を目前に控え、俳優としても脂が乗った木村拓哉(48)だ。過去にもたびたび主役候補として名前が挙がっており、本人にとっても大河は“長年の悲願”と言われきたが、なぜ実現しないのか。

「実は23年の大河も、当初は“木村が最有力候補”という情報が流れていたんです。昨年9月20日付の『東スポWEB』でも、“脚本家の井上由美子氏(59)書き下ろしによる、石田三成を主人公にしたスピンオフドラマ企画”と具体的な内容が報じられましたが、ふたを開けてみれば後輩の松本に決定。松本にオファーが届いたのは昨年11月とのことなので、直前まで木村で話が進んでいた可能性もあります。条件面で折り合いがつかなかったのでしょうか……」(制作関係者)

 近年、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)や『グランメゾン東京』(TBS系)、『教場』(フジテレビ系)等のドラマで高視聴率を獲得し、“ブランド復活”と評価が高まっていた木村。タイミング的にも申し分なかっただけに、関係者も首をかしげる。

■木村拓哉の大河主演が実現しないワケは、2010年のある出来事が原因か?

「もしかすると、福山雅治(51)が主演を務めた10年の『龍馬伝』のオファーを断ったことが尾を引き、いまだにNHKとの間に何らかの“しこり”があるのかもしれません。当時は“木村が長期拘束を嫌がった”“SMAPとの活動両立ができなかった”など原因はいろいろと言われていましたが、本当のところは不明です。

 また、最近では元SMAPの草なぎ剛(46)が、来月からスタートする吉沢亮(26)主演の大河『青天を衝け』に出演することが話題を呼びましたが、木村は草なぎのように“主役も脇も張れる”俳優ではありません。“出るとなれば主役”という暗黙のルール、さらに“何をやってもキムタク”と言われるほど個性が強いために、人物や題材選びもなかなか難しいでしょう。

 現に、木村が18年の『西郷どん』で西郷隆盛役にリストアップされていると報じられたときには、“ありえない”“ミスキャストすぎる”とさんざんな言われようでしたからね。長い芸歴の中で、NHKのドラマに一度も出演していないというのも驚きです。単純にNHKと“縁”がないのかもしれませんね」(前出の制作関係者)

 我々視聴者としても、いつかは歴史上の傑物を演じる木村の姿を見てみたいものだが――今だ叶わぬ“悲願”が成就する日は来るのだろうか。

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