大反響アメトーク「40過ぎてバイト芸人」で再注目!TKO木下「ありえない」非道

日刊大衆

木下隆行(TKO)
木下隆行(TKO)

 20代で大ブレイクしたお笑い第七世代がいる一方で、お笑いだけでは食べていけない芸人も珍しくない。1月21日に放送された『アメトーーク』(テレビ朝日系)の『40歳過ぎてバイトやめられない芸人』は、そんな当事者たちの話が視聴者の涙を誘った。

「芸人たちの笑えながらも悲しい事情が明らかになりました。たとえば、鬼ヶ島のアイアム野田(43)はバーテンダーのアルバイトしているのですが、バーに備えつけのテレビに第7世代が映ると“何とも言えない気持ちになる。思うけど、時給は発生してるから(仕事を)やらなきゃな(と思う)”としたり、5GAPの久保田賢(40)が“(バイト)出勤前に家を出ようとすると、まだ小さい娘がエプロンを渡してくれる”といったエピソードが語られました」(女性誌記者)

 それぞれの哀愁漂うトークや仕事内容の紹介にMCの雨上がり決死隊蛍原徹(53)やよゐこ濱口優(48)、そしてケンドーコバヤシ(48)は「オープニングから泣きそう」、「今のは効いたね。泣いたらアカン」と、涙をこらえる流れもあったほか、特にぺこぱの先輩芸人でもあるTAIGA(45)のエピソードが涙を呼び、トレンド入りも果たした。

■スタジオや視聴者が涙したTAIGA

「(出演)決定の瞬間が、バラエティと違う感じになってしまって……」と、TAIGAが自宅で妻と子どもと一緒にいるタイミングで、スタッフに出演を告げられた瞬間がVTRで流れたのだが、これが「泣ける」と非常に話題になった。

「出演が告げられたのは、TAIGAの誕生日だったんです。“最高のプレゼントをいただきました”と言うTAIGAに妻は“よかったね……”と涙し、TAIGAも“貧しい思いさせたからね。これで何とか仕事増えるといいなぁ”としみじみ。妻がTAIGAのことを“世界一面白い人だと思っているんで”と語っている様子が紹介されて、TAIGA本人もVTR明けにはこらえきれず泣いていました」(前出の女性誌記者)

 TAIGAは「穴があいた靴下を縫って『まだはけるね』って言ってくれた嫁が…。苦労かけてきたんで、これでバイトを辞めてちょっとぐらいいい思いをさせてやりたい…」と、率直に心境を吐露した。

 号泣するTAIGAに、蛍原が「ちょっと!そんな番組じゃないよ」とし、ケンドーコバヤシの「嫁さんはお前が世界一面白いと言ってたぞ」という励ましの声に「ケンコバさんよりも、TAIGAのほうが面白いってことですね」と返すと、ケンコバが「奥さんに今度会ったらビンタして“目覚ませ!”(っていう)」とやりとりを経て、番組は次のコーナー「40過ぎて…バイト芸人あるある」に移った。

■濱口の人柄の良さもクローズアップ

「放送後には“TAIGAさん”がツイッターのトレンド入り。22日午前1時には世界トレンド12位を記録したほか、これまでコメント欄は1ケタが基本だったTAIGAのツイッターには、1.4万いいねや255の返信コメントがついたり、大いに注目されることになりました」(前出の女性誌記者)

 終盤のトーク「なぜ引退せずに芸人を続ける」では、濱口の人柄の良さがクローズアップされた。出演していた濱口と同じく松竹芸能のワンワンニャンニャン菊地優志(40)は、本名は“正志”なのだが、芸名として濱口優の“優”の名前を使っているという。

「“改名したほうがいい”“チャンスある”と言われて、“優志”に変えたそうです。また、濱口は『はまぐちコントサークル』というユニットで、売れない芸人を多く起用してくれたり、“バイト辞められるように、俺が頑張るから”と言ってくれたことを菊地が明かしたんです」(前同)

 濱口はサークルについて「ここに出てた人がバンとブレイクして、“俺昔から知ってんだ”って言えることが、めちゃくちゃ嬉しいです。絶対に売れてほしい」と、自身の夢だと語っており、濱口の人柄の良さが伝わってくる。

■思い起こされる木下の悪行

「濱口は南明奈(31)への愛妻家ぶりでも知られていますが、芸人仲間、後輩からの評判もバツグンだということがわかります。しかし、今回の感動的な放送を見ると、つくづくTKO木下隆行(49)の悪行が思い起こされてしまうんですよね……」(専門誌記者)

 パワハラ騒動で20年3月で濱口と同じ松竹芸能をクビになった木下だが、騒動のキッカケの1つとなったのが“後輩芸人からのピンハネ”疑惑だった。これは18年6月に有志で開いた、濱口と南野の結婚パーティーの費用にまつわるもの。

「木下が、パーティに参加した芸人から会費を徴収したものの、“稼いでない後輩が払うのは可哀相”と、濱口は受け取らず、お店の費用は全額、濱口が払ったといいます。集めたお金は返すのが本来だと思うのですが、木下がそれをネコババした、とオジンオズボーン篠宮暁(39)が年末のイベントでネタにしたところ、木下に中身の入ったペットボトルを投げつけられた、というのがパワハラの内容です。

 それほど後輩から慕われている濱口のパーティがきっかけで、大きな騒動になったわけですから、結果として迷惑をかけてしまっているわけですよね。

 ただし、相方の木本武宏(49)は、20年4月11日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で“本当は木下が後輩に預けていた”“後輩もそれを分かってネタにしていた”としています。ただ、結果として木下が後輩のイジリに激怒し、ペットボトルを投げつけたのは変わりはないですが……」(前同)

■濱口は騒動は否定するも…

 好感度は急落し、テレビからも姿を消していた木下だが、11月6日放送の『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系)や12月末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)で、自身のパワハラ騒動を自虐ネタにして、少しずつではあるが地上波復帰を果たしつつある。濱口との共演はあり得るのだろうか。

「19年11月に行われたイベント『ピノガチャ』で、濱口は木下について“誤解です。ネタとして言うてたんですけど、それが誤解でああいう形になってしまった。彼は僕らのためにパーティーを開いてくれた”とフォローしつつも、“たまたま『集めたお金を預かっとくわ』と言ったのが、普段の行い的に『あいつ、ネコババしたんちゃうか』というネタになった”と、日頃の行いは悪かったと認めているんですよね」(前出の専門誌記者)

 濱口と木下は30年近いつきあいだというが、濱口の結婚披露宴に参加したのは木本だけだった。このため「共演NG説」も出ていたが、所属事務所の広報担当は19年9月24日付の『日刊大衆』の取材に対して、共演NGは「たまたま最近の共演がなかっただけ」、濱口の結婚式に不参加だったのは「木下のスケジュールが合わなかったため」と回答している。

 濱口の人徳が語られたことで、皮肉にも木下の悪行が再び思い起こされることになってしまった今回の『アメトーーク』。いつの日か、2人が共演する日は来るのだろうかーー。

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