バイデン大統領誕生で韓国の“三枚舌外交”に異変!? 拉致問題に進展の兆しも… (2/2ページ)

Asagei Biz

「まず、アメリカが北朝鮮への圧力を強めれば、拉致問題が進展する可能性もあります。なぜなら、日朝首脳会談が初めて実現し、拉致被害者5人が帰国できたのは2002年のことでしたが、当時はブッシュ政権が北朝鮮に対して『テロ支援国家』と非難し、先制攻撃に言及するなど圧力を強めた時期だったからです。以降、拉致問題に目立った進展が見られないため、アメリカの強硬路線が拉致問題解決の突破口になるかもしれません。一方で、韓国の文大統領もこれまでの政権にならって反日路線を突き進んでいます。昨年にかけて、徴用工問題や慰安婦問題を巡り、韓国の裁判所では国際法に違反する形で日本側に高額な賠償を求めるトンデモ判決を次々と下しました。現在、まだ日本は静観している状況ですが、バイデン大統領が韓国に不信感を募らせれば、アメリカのお墨付きを得て日本も経済制裁などを実施しやすくなります。こうしたことから、日朝問題だけでなく日韓問題も一気に動き出すことも考えられます」

 バイデン政権の誕生によって、“アジアの火薬庫”と言われる朝鮮半島情勢にどのような影響が出るのか。動向から目が離せない。

(道明寺さとし)

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