女性への配慮でまた改変!? アニメ『ダイの大冒険』に再び落胆の声

まいじつ

女性への配慮でまた改変!? アニメ『ダイの大冒険』に再び落胆の声

1月23日に放送されたアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)第16話で、コンプライアンスを意識した原作改変が行われ、ファンからは落胆の声が広がっている。

昨年10月より放送がスタートした同作。国民的RPG『ドラゴンクエスト』をもとにした作品で、1989年から1996年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載された同名漫画を原作としている。

第16話「大魔道士マトリフ」では、ダイたちが氷炎将軍フレイザードの魔の手から命からがら逃げてきたところから始まる。そして逃げついた先の洞くつで、大魔道士マトリフと遭遇。マトリフはかつて、勇者アバンと共に魔王と戦った伝説の人物で、ダイの仲間マァムは彼を幼いころから知っているという。

マトリフはマァムを目にすると「おー! お前、マァムか!」と嬉しそうに駆け寄るも、その豊満なバストに目を移して「大きくなったなー! もう立派にパフパフできるんじゃねえか?」とセクハラ発言。マァムは「させるか!」とツッコミを入れていた。

敵も味方も優しい『ダイの大冒険』

しかしこのシーンは、原作とは少し違うという。

「原作漫画のマトリフは、『大きくなったー!』と言いながら、そのままマァムの胸を揉みしだくうえ、お尻も触るのです。このセクハラを超えた犯罪行為は、いくらアニメといえど、子ども向け作品ではふさわしくない描写と判断され、カットされたのでしょう」(芸能記者)

だが『ダイの大冒険』では第14話でも、フレイザードが女性の顔を燃やすという残忍な描写が変更されて、話題になっていたばかり。度重なる原作改編には、

《俺たちのマトリフ師匠もコンプラの前に屈したか》
《フレイザードが顔を焼かないし、マトリフがセクハラしない。なんてやさしい世界なんだ》
《マトリフまでコンプラに屈してしたのは少し悲しい》
《ポリコレ、コンプラに配慮するフレイザードとマトリフ師匠…》
《コンプラに屈するフレイザードとマトリフ師匠なんぞ見たくなかった…》
《マトリフやフレイザードを凌駕するコンプライアンス&BPOとかいう強大な魔物》

といった落胆の声があがっている。

果たして次は、どのシーンが変わってしまうのだろうか。

【画像】

Dundanim / Shutterstock

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