長瀬智也『俺家』ではプロレスラー役、過去作振り返り「まとも役が1個もない」

日刊大衆

長瀬智也(TOKIO)
長瀬智也(TOKIO)

 1月22日放送の『ぴったんこカンカン』(TBS系)に、TOKIO長瀬智也(42)、桐谷健太(40)、永山絢斗(31)、江口のりこ(40)ら、現在放送中の長瀬主演ドラマ『俺の家の話』(同局系)の出演者たちが登場した。今回番組では、長瀬らが過去に出演したTBSの名作ドラマや懐かしのバラエティ出演シーンなど、貴重映像も紹介された。

「長瀬智也ドラマ名シーンBEST5」では、2005年放送の『タイガー&ドラゴン』での桐谷との共演秘話や、2010年放送の『うぬぼれ刑事』第2話の登場場面で脚本演出の宮藤官九郎(50)から「踊りながら歩いて」と注文されて披露したロングバージョンの即興ダンスシーンがVTRで紹介された。

 長瀬はこのダンスシーンについて「5分ぐらい全然カットかけないんですよ、監督が」「最後やることなくなって、海に向かってずーっとこうやって手拍子」と語り、頭の上で手を叩いた。長瀬は「プロデューサーだったら止めるでしょ、あれ普通」「刑事ドラマなんで、踊りってなんですかって」「プロデューサーもノリノリなのもおかしい」とボヤいたが、共演者たちは大爆笑。

 また2000年放送の『池袋ウエストゲートパーク』では、クライマックスの長瀬演じるマコトと窪塚洋介演じるキングの対決シーンの撮影は2~3日間かかったといい、撮影終了は明け方だったと明かされた。

 そこでの印象的だったエピソードとして、長瀬は「渡辺謙さんがクランクアップで(スタッフから)花束を受け取って、その花束を空高く投げた」と告白。この渡辺謙(61)の行動を聞いた桐谷は、「めちゃくちゃかっこいい!」と感心したが、長瀬は「かっこいいっしょ。で、それ見て、きたろうさんが爆笑してた」と、共演者のきたろう(72)の様子を暴露。

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(47)が「きたろうさんがちょっと“あぁ、あぁ、俳優はこうか”みたいな」と補足すると、長瀬は「そうそう、“かっこいいことするよな~”みたいな感じで」とうなずた。

■「長瀬智也は本当に宝」「男が憧れる男」

 長瀬の若き日の姿や撮影秘話に、視聴者からは「これを見ると長瀬智也は本当に宝だなぁと思った」「うぬぼれ刑事見たことなかったけど、とてつもなく見たくなった」「IWGPは20年前か……」「長瀬智也とTBSドラマ振り返るの永久保存したいぐらい良かった」「コミカルな長瀬くんも最高だよな」「長瀬智也まじで男が憧れる男やわ」「春以降もう長瀬君が見られないのかと思うとホント残念で仕方ない」など、さまざまなコメントが上がっていた。

 アウトローや、うぬぼれやの刑事、池袋のトラブルシューターなど、自分が演じてきた役を今回あらためて振り返えり、「まあでも、まともな役が1個もないっていうね……」と自虐気味に語っていた長瀬。現在放送中の『俺の家の話』でも、能楽の家に生まれたプロレスラーというかなり個性の強い役を演じている。

 1月18日に都内で行われたドラマのPR会見では、長瀬の父親を演じている西田敏行(73)が長瀬について「表現者としてどんなドラマを作ろうか考え、宮藤さんに相談を持ちかけてこの企画を実現させたと聞いた」とコメント。

 3月いっぱいでジャニーズを退所する長瀬にとって『俺の家の話』は、最後の出演ドラマ。きっとまた、視聴者の思い出に残る姿を見せてくれることだろう。

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