コロナ撲滅グッズが続々登場!「紫外線照射」で99.9%不活化させる仕組みとは? (2/2ページ)

Asagei Biz

もともと販売しておりました従来商品が『コロナウイルスの殺菌にも効果があるのか』というお問い合わせが多く、共同実験を実施することとなったのですが、結果として99.9%のコロナウイルスを不活化させることが判明しました」

 紫外線によるコロナの不活化については、ニーズの高まりとともに、研究がどんどん進められている分野でもある。発光ダイオード(LED)の国内最大手メーカー「日亜化学工業」も昨年12月、光出力を高めたLEDで深紫外線を30秒間照射すれば、コロナを99.99%不活化させられる装置の開発に成功している。

「紫外線照射でコロナウイルスのRNA(リボ核酸)を破壊、ウイルスの複写(増殖)する能力を失わせることで不活化することができます。従来の水銀仕様の紫外線ランプに比べ、LEDは殺菌の効率では劣っていたのですが、今回開発した深紫外LED(波長の短い紫外線を照射するLED)は当社従来品に比べ、光出力が大きく向上しており、これまでにない殺菌パワーを有しています」(同社担当者)

 LEDは消費電力や寿命の点で優れており、ランプに比べて小型であるため、設計の自由度も高い。担当者によると、今後はエアコンなど、より多くの生活家電への採用に向けて協議が進んでいるという。近い将来、「コロナ撲滅グッズ」が多数発売されることを期待したい。

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