退院勧告後も6年も居座り続けた男性、ようやく病院を去る 救急車で自宅送迎まで付く好待遇 (2/3ページ)

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 海外には、退院勧告後も、病院に居座り続けた人が、他にもいる。

 イギリス・ノーフォーク州裁判所が、退院勧告後も2年間病院に居座り続けた男に対し立ち退きを命じたと海外ニュースサイト『The Sun』『East Anglian Daily News』などが2017年1月に報じた。

 記事によると、2014年8月、当時63歳の男性は脳卒中を発症、ノーフォークの病院に入院したという。数カ月後、治療が終わり、退院の許可が出た。しかし、男性は退院を拒否。男性は後遺症が残り、車いす生活となったようだ。病院側は、退院後の受け入れ先として、ケアを受けられる施設を紹介したものの、男性はすべて拒否。男性の要求は、「施設はイヤ、ロンドン市内でバリアフリーのアパート希望、ヘルパーが訪問する形で、脊髄専門医の治療が受けられるようにしてほしい」というものだった。

 困った病院側は、病院からの立ち退きを求め、男性を裁判所に訴えた。2016年12月に開かれた裁判では、「入院不要な状態にもかかわらず、病院のベッドを占拠した」と認められ、「立ち退き命令」が男性に言い渡されたという。判決から約1カ月後、男性は市営アパートへ移送されたという。当初はアパートに入ることも拒否していたが、最終的に了承。以後、男性はハンガーストライキを繰り返し、2018年9月1日、別の病院で死亡したと伝えられている。

 医師から退院を告げられたら、すみやかに病院を立ち去るべきだろう。治療が不要であるにもかかわらず、病院に居座り続けて、医療従事者の負担を増やすなど絶対に許されない。
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