収監、挫折、資金難…。苦境を乗り越えた経営者たちの心を燃やす言葉たち (2/2ページ)

新刊JP

その後、楽天は成長を続け、創業から1年後には出店数が100店超、2年目の98年末には320店と順調に成長し、2018年度にはグループ全体で売上高1兆円を達成する大企業になったのである。

■「苦しい時に、何を捨て、何を守るかで成長は決まる」(ジェフ・ベゾス)

新型コロナ禍の巣ごもり消費でアマゾンにお世話になっている人も多いだろう。そのアマゾン創業者であるジェフ・ベゾス氏は2度の逆境を経験している。一度目は1994年、創業時の資金調達。インターネットそのものがまだ理解されない時代に、インターネットで本を売るビジネスを理解してもらうのは、とても難しかったのだ。

二度目の逆境は2000年のITバブル崩壊だ。アマゾンの株価は21ヶ月連続で下落し、「ネット時代のスケープゴート」になってしまった。ベゾス氏の周囲からは人が去り、プレッシャーも日増しに強くなる中で、それでも「顧客第一」を貫くように社員を叱咤激励。そして、赤字覚悟で人気書籍の値引きを敢行する。どんなに苦しくても「顧客サービス」を貫いたベゾス氏の姿勢は、結果として新たな顧客の獲得を生んだのだった。

 ◇

今、名経営者、名リーダーと言われている人たちも、決して順風満帆な道を歩んできたわけではない。ホンダ創業者の本田宗一郎は「苦しい時こそ、大きな夢を語る」と言っているが、苦しい時こそ大事にすべきものを決して手放さず、失敗を恐れずに前を見据えて少しでも進もうと這い上がってきたのだ。

うまく事が運ばないと、心も後ろ向きになってしまう。ただ、それでも自分の弱さを克服し、前に進もうと思えるかどうか。イーロン・マスク氏はこう述べる。「息をしている限り、絶対ギブアップしない」。こんな苦境だからこそ、リーダーたちの言葉を胸に刻みたい。

(新刊JP編集部)

「収監、挫折、資金難…。苦境を乗り越えた経営者たちの心を燃やす言葉たち」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る