毛のない黒猫、あるいは中型犬!?巨大な黒アメフラシを愛でるの会
巨大な黒アメフラシの魅力にズームイン!image by:neesi_p
さて前回、アメリカのテレビ番組で、ホストを務める野生生物教育者のコヨーテ・ピーターソン氏が、黒光りする巨大なアメフラシをついに発見した話を紹介したが、SNSではこの黒アメフラシの写真が次々と投稿されていた。
這って伸びると99 cm、体重は約14 kgにも及ぶ、黒アメフラシは毛のないつるっとした黒猫、あるいは中型犬と思えばいとおしく見えてくるだろう。
それでは、黒アメフラシの生態について学びながら、彼らの黒光りする魅惑のボディを見ていくことにしよう。
・黒光りするヌルっとでかい、黒アメフラシ
この黒アメフラシは、アプリシア・バッカリア(Aplysia vaccaria)と呼ばれる種で、アメリカのカリフォルニア州沖合や湾の限られた場所に生息しており、カリフォルニア黒アメフラシとも呼ばれている。
平たく伸びると体長99cm、体重14kg。梅雨の時期に産卵のために浅瀬にやって来るのみで、発見されることは非常に稀だという。
2本のつののようなものが生えている方が頭部だ。この突起がウサギの耳のように見えるので、海外では海のウサギ(Sea hare)と呼ばれている。
こいつ、でかいぞ!
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すべてのアメフラシ種は草食性。黒アメフラシも褐藻と昆布をを餌としている。
食べる餌によって体の色が変化する。おおむね黒褐色となる傾向があるが、なかには赤みがかった緑色をした黒アメフラシも存在するようだ。
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・黒アメフラシは餌から毒素を作り体内に吸収する
通常ウミウシの仲間は、頭から伸びる2つの突起から捕食者の食欲を失わせる特殊な液体を放出し、それを武器として相手を混乱させる。だがアメフラシは、その物質が生成できない。
しかし研究によれば、この無力さこそがよりハイレベルな形態の防御の進化的結果であると示されているようだ。
アメフラシは、食物から得る化合物から毒素を生成することができるという。食べる餌によって生成される毒素の種類が決まるが、褐藻を食べるとアセトキシクレヌリドという毒素を生成し、体内組織にそれを蓄積することができるのだそうだ。
アセトキシクレヌリドは魚に非常に毒性があるため、捕食を効果的に阻止することができるという。ただし人間にとっては危険なレベルではないという。
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とは言え無毒ってわけではないのだけれど、
実際触っている人もいるね。
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伸びているときよりも丸くなってるときの方がかわいいね。
コヨーテ・ピーターソン氏が発見した黒アメフラシが一番猫っぽいかな?
いやクリーチャーっぽいかな?
Oddity Central / written by Scarlet / edited by parumo