松本人志の「引退Xデー」!サンド、さんまも明かしていた芸人たちの「引き際」

日刊大衆

松本人志(ダウンタウン)
松本人志(ダウンタウン)

 人生100年時代。一般企業でも定年退職の年齢引き上げなどが問題になっているが、芸能界はどうなのか。1月31日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でのダウンタウン松本人志(57)の発言が、話題を呼んでいる。

 松本は番組内でキングコング西野亮廣(40)やオリエンタルラジオが事務所を辞めたことについて、「これだけ辞めていかれたら、本当に俺が辞めにくくなる」と発言。実は松本は、以前からたびたび引退の時期について言及していた。

「1月17日の同番組では、松本は世間の老化を指摘する声について“お笑いはちょっとダメになったくらいがおもろかったりするという、非常に難しい仕事なんでね”としつつも、自身の定年は65歳にしていることを明かしています。もともと松本は、40歳ごろになったら引退するつもりだったと、94年(当時31歳)に自著『遺書』(朝日新聞社)に記していました」(女性誌記者)

 松本の“65歳定年”発言が本気だとすると、その年は2028年になる。“40歳引退”について松本は14年の『ワイドナショー』で執筆当時を振り返り、

「すごいこう……乗ってたんですよ。想定で、40ぐらいでやることなくなるやろっていう。ところが30(歳)から先が思ったほど上手くいかなかった」

 としているが、19年3月の『文藝春秋』(文藝春秋)でも「やめたいって何年も前から、ずっと思ってる」としており、引き際を探っているのでは、という印象を受ける。

 また、相方の浜田雅功(57)の存在も大きく、20年2月2日の『ワイドナショー』では「一人だったら、もしかしたらもう辞めてるかもしれない」としていた。

 

■生涯現役が夢だった志村さん

「いっぽうの浜田は、引退について、17年の『ガキの使い 特別版 絶対に答えなくてはいけない! レジェンド芸人に聞きたいことSP』(日本テレビ系)で“今ほどのレギュラーじゃなくて、これとこれ残して、(大橋)巨泉さんみたいな生活したいな”と、完全引退ではなくセミリタイアを望んでいることを明かしたほか、たびたび“最後はダウンタウンでNGK(なんばグランド花月)で漫才をしたい”と発言しています。

 ただ、浜田は、現在ではもしかしたら志村けんさん(享年70)の言葉に影響を受けているかもしれませんね……」(前出の女性誌記者)

 志村さんの急逝後、浜田の番組『浜ちゃんが!』(日本テレビ系)では、20年5月に志村さんと浜田が共演した番組を再放送し、それを現在の浜田が鑑賞するという追悼企画を行った。そのうち、浜田は志村さんの03年11月の『熱海の旅館で2人きりのガチ飲みトーク』で、志村さんが実現できなかった“夢”の話を聞いているのだ。

「志村さんは生涯現役を考えていて、“舞台で死ぬのが理想”“最期に聞くのがお客さんの拍手と歓声。これは本当にコメディアンとして夢よ”としていたんです。収録当時の浜田は酔っていて、話半分に聞いてましたが、ワイプに映る現在の浜田は、非常に真剣な表情でそれを聞いていました」(前同)

■さんまも65歳定年

 コンビではなく、ピン芸人として芸能界のトップにいる明石家さんま(65)も、本来ならすでに引退しているはずだったという。

「さんまは以前は“60歳で引退する”としていましたが、20年6月14日放送の『行列のできる法律相談所 3時間スペシャル』(日本テレビ系)で、“落ちていくところが見たい。いま辞めるのはカッコよすぎる”と周囲に言われたことで引退するのを辞めたほか、“次に辞めるのは65歳やなと。あとひと月(65歳の誕生日が20年7月1日)。でも、そういうチャンスも失った”と話していました」(前出の女性誌記者)

 では、さんまのタイミングとはいつなのか。かつて、17年11月に放送された『誰も知らない明石家さんま ロングインタビューで解禁』(日本テレビ系)のインタビューで、さんまは「10年後のお笑い界のトップは誰?」という質問に「 10年後もオレ。72歳ならいけると思うわ」としていた。そうすると、2027年までは現役を続ける、ということになる。

 ちなみに、同番組では「生まれ変わっても芸人になるか?」という質問に対しては、

「芸人は一度で十分」「こんだけしんどいのは……。ポジション守るとか、維持するってのは、多分しんどすぎると思うねん」

 と、視聴者からすると意外な思いを告白している。来世は、「素人のすごい面白い人として、お笑いにトライしてみたい」という。

■サンドは60歳定年

「少し下の世代だと、現状のお笑い界で抜群の好感度を誇るサンドウィッチマンも、定年を考えているようです。伊達みきお富澤たけしは2人とも46歳。コンビで相談したうえで、20年11月6日の『バナナサンド』(TBS系)で、60歳で引退を検討している、としていました。これは、『M-1グランプリ』で優勝して次の目標がないこと、富澤の膝に水が溜まっていて、60歳の時期では立つのが厳しいのが理由としていました」(前出の女性誌記者)

 話し合いは17年ごろに行っていたらしく、当時の『バイキング』(フジテレビ系)では、富澤が「漫才でしゃべりがダメになったり、記憶がちゃんと出てこなくなったら引退」としたほか、伊達は「最近出てこないんですよ、セリフが。(引退)間近かもしれない」と冗談半分に話していた。

 お笑い第七世代が頭角を現し、世代交代が進みつつある芸能界。松本やさんまの雄姿をできる限りテレビで観たいものだが、はたしてどうなるかーー。

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