麒麟川島の新番組は『ヒルナンデス』!TBS恐怖!!「国分太一の呪い」

3月末で終了する立川志らく(57)MCの朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)に代わり、3月29日からはお笑いコンビ・麒麟の川島明(41)がMCを、同局の田村真子アナウンサー(24)がパートナーを務める『ラヴィット!』がスタートすることが発表された。
『ラヴィット!』は、すぐに手が届く「楽しい!」を提案するライフスタイルバラエティで、一流のプロの、本当は教えたくない「お気に入り=Love it/ラヴィット」を通じて、毎日の買い物や食事、住まい、週末の外出など、今の暮らしが10倍楽しくなるきっかけを届けるという。
番組のチーフプロデューサーは「この番組ではニュース、ワイドショーを一切扱いません。視聴者のみなさまの日常が今より楽しくなる情報を“笑い”とともにお届けします。バラエティ番組です。だからこそ、MCを川島明さんにお願いしました」と、番組内容とMCに川島を起用した理由を明かしている。
「ニュースやワイドショーを扱わない“完全なバラエティ”とは、なかなかの驚きですよね。ただ、以前から『グッとラック!』終了後の新番組は『はなまるマーケット』のような番組になるのでは、という報道もありました」(制作会社関係者)
■バラエティ路線に振り切れば他局と競合しない
これまで同時間帯の番組は、情報番組などを手掛ける情報制作局が担当してきたものの、『ラヴィット!』はコンテンツ制作局のバラエティー班が担当することも明らかになっている。
「ただ、『はなまるマーケット』ような番組ではなく、本当に“どバラエティ番組”になるそうですよ。『はなまるマーケット』は生活情報を中心に扱っていましたが、そうではなく、日本テレビの昼の情報バラエティ『ヒルナンデス!』のような番組になるといいます。『ヒルナンデス!』もバラエティ班の制作ですからね」(前出の制作会社関係者)
3月29日以降、『ラヴィット!』と同時間帯には、NHKが『あさイチ』、日本テレビで『スッキリ』、テレビ朝日は『羽鳥慎一モーニングショー』、フジテレビでは『とくダネ!』に代わって『めざまし8』が放送されることになる。
「日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビは横並びでワイドナショーを放送しており、各局それぞれ個性はありますが、同じジャンルの番組を放送しています。NHKの『あさイチ』が生活情報をメインに扱っていて、あえて言うとこれが“『はなまるマーケット』のような番組”ですよね。
そこに『ヒルナンデス!』のように、思いっきりバラエティ路線の番組が参入すれば、競合する相手はいない。楽しい内容を気楽に見たい、朝から暗い話題を見たくないといった視聴者が『ラヴィット!』にチャンネルを合わせてくれる可能性は高まります。そのため、他局と競合しないバラエティ路線に完全に振ってしまおう、というわけなんです」(前同)
■『はなまるマーケット』の成功体験……
民放キー局ディレクターは「TBSは『はなまるマーケット』のような番組になることを“避けた”んでしょう」と話し、こう続ける。
「『はなまるマーケット』は96年から2014年まで、約18年にわたって続く人気長寿番組になりました。あれだけ愛される番組になったのは、MCの2人のキャラクターによるところが大きいでしょう」
『はなまるマーケット』は2020年4月に逝去した岡江久美子さん、そして薬丸裕英(54)のコンビがMCを務めた。
「優しく家庭的な雰囲気の岡江さんと、開始当時30代後半で子沢山パパとしても知られる薬丸さんのコンビは番組のイメージにもピッタリで、特に主婦層から高い支持を得ていました。
その成功体験から、『はなまるマーケット』終了後にはその路線を踏襲した『いっぷく!』がスタートしたのですが、これが大爆死してしまったんです」(前同)
■国分太一MC番組が連続爆死
TOKIOの国分太一(46)をMCに迎え、2014年3月よりスタートした『いっぷく!』では、前身番組の『はなまるマーケット』のスタイルを引き継いで、生活情報企画、料理コーナー、ゲストをスタジオに招いてのトークコーナーを展開。加えて、ワイドショーのような芸能やスポーツニュースなども扱った。
しかし、初回の視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、以降も1~3%と停滞を続け、番組はわずか1年で終了してしまった。
「当時の国分さんといえば、現在と比べても圧倒的に人気と勢いがありました。にもかかわらず、『はなまるマーケット』の路線を中途半端に引き継いだために、これまでの視聴者も離れていってしまい、『いっぷく!』は短命に終わってしまった。その後、国分さんのMCはそのままに、真矢ミキさん(57)が加入して『ビビット』がスタートしたものの、こちらも4年半で終了。
そして、後継の『グッとラック!』も寿命はわずか1年半と、『はなまるマーケット』が終了して以降のTBSの午前8時は完全に“死に枠”になってしまった。TBSにはこの苦い経験があり、同じ失敗をしないよう、一部で報じられていた『はなまるマーケット』のような番組をスタートさせるつもりは毛頭なかったと聞こえてきていますね」(前出の民放キー局ディレクター)
新番組『ラヴィット!』は、長年続いたTBSの“死に枠”から脱却することができるのだろうか――?