染谷将太も大ファン!“デスマッチのカリスマ”葛西純激白!「血と涙と蛍光灯」傷だらけ人生 (2/2ページ)

日刊大衆

でも、試合で声援を浴びたときに“ここで辞めたら抜け殻になってしまう”と怖くなったんです」

■人気芸能人もファンを公言

 過激なファイトスタイル以上に観客をひきつけているのは、葛西の人間力だ。喜怒哀楽をむき出しにして、リングの上で自分をさらけ出す。

「イケメンでなければ、身体能力が高いわけでもない。普通にしていたら街に溶け込みそうな男が、メイクをして血だらけで闘っている。そこが、よかったんじゃないかな。“勇気をもらった”という声をもらいます」

 芸能界では、大河ドラマ麒麟がくる』で織田信長を演じている染谷将太が熱狂的なファンを公言するなど、有名人の支持率も高い葛西。今年1月に自伝『CRAZY  MONKEY』(blueprint)が出版され、5月にはドキュメンタリー映画『狂猿』の公開が控えるなど、ここにきて大きな注目が集まっている。

 その名は海外にもとどろいており、現地の興行に参戦すると、「KASAI!」の大コールで迎えられる。今も各国からオファーがあるものの、「安売りしたくない」と断ることも多いという。

「お客さんの人生を狂わせる自信があるから、一度試合を観に来てほしい」

 日本が生んだクレイジースターの生きざまを、ぜひ会場で感じ取ってもらいたい。

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