木村拓哉「完璧俳優」に「生意気・バックレ・ボロボロ」ダメ生徒過去!

日刊大衆

木村拓哉
木村拓哉

 1月27日放送の『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)で、V6坂本昌行(49)の恩師として出演した、振付師のボビー吉野氏。

 田原俊彦(59)をはじめ、光GENJISMAPを指導し、さらにはKing&Prince平野紫耀(24)を発掘するなど、ジャニーズ事務所に対して計り知れない貢献をしてきたボビー氏だが、番組出演後にさらに話題になった。

「2月4日発売の『女性セブン』(小学館)には、ボビー氏のインタビューが掲載され、田原や少年隊、光GENJIといった往年の大スターたちとの思い出、バンド形態で活躍するTOKIOが意外にもダンスが上手い、といった秘話も語られています。一度はジャニーズアイドルにハマったという人なら、どの世代の人でも読み応えがある貴重なインタビューですね」(女性誌記者)

 ボビー氏の話の中には、今や押しも押されもせぬレジェンドとなった木村拓哉(48)のエピソードもある。

「ボビー氏の指導を受けていた当時の木村は生意気で、ボビー氏もたびたび叱り飛ばしていたそうです。木村もボビー氏に怒られた話をラジオで話していたほか、SMAPとして大成してからも、ボビー氏の前では大人しくしていたといいます。

 最近では、ドラマ『教場』(フジテレビ系)で冷徹な鬼教官・風間公親を演じる、現在の木村からは想像できないほどのヤンチャな生徒だったようですね」(前同)

■コロナ禍の撮影現場で士気を高める

 昨年6月から7月にかけて放送されたドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。新型コロナウイルスで撮影も一時中断するトラブルにも見舞われたが、座長の木村は現場の支えとなった。

「昨年6月に撮影を再開したときには、それまでと状況が一変。リハーサルでマスクの着用といった感染防止策を取るようになり、現場では新しいやり方への抵抗もあったそうです。そこで木村はフェイスガードを着用しながら“早く、これをニュースタンダードとしてとらえたほうがいいんじゃないか”と話し、現場の士気を高めたといいます。

 また、『BG』では、木村の後輩であるジャニーズJr.なにわ男子道枝駿佑(18)も出演しています。道枝はドラマの公式サイトに、“木村さんは僕にも優しく、お芝居の動きも一緒に確認してくださって、本当にありがたかった”とコメントを寄せており、多忙な木村が後輩の指導も行っていたことがわかります」(前出の女性誌記者)

■欽ちゃんから逃亡の過去

 今では頼れる先輩、そして“先生”として現場で振る舞う木村。しかし、かつてはそうではなかった。

萩本欽一(79)の番組がきっかけで誕生し、勝俣州和(55)らが在籍していたことでしられるCHA-CHA。この前身グループの茶々隊に木村は名前を連ねていたんです。ただ、木村は茶々隊のメンバーとして萩本の番組に出演することなく、早々に抜けてしまっています」(女性誌ライター)

 1月7日付の『文春オンライン』によると、木村は萩本から“おいなりくん”とのニックネームを付けられたことに反発して、稽古に通わなくなってしまったという。

「木村は、萩本のレッスンの厳しさに耐えかねて逃げ出したのではないか、という話もあります。もちろん逃げ出すのはいけない行為ですが、木村に限って言えば、CHA-CHAに入らず、後にSMAPとしてデビューしたことで現在の地位があるわけですから、正解だったのかもしれませんね」(前同)

■名演出家の指導にボロボロ

 現在では俳優として確固たる地位を確立している木村。その役者人生のスタート言えるのは、1989年に上演された、故・蜷川幸雄さん演出の舞台『盲導犬』だった。

「木村は、蜷川さんの指導に強烈なインパクトを受けたようで、“大変どころじゃなかったですよ。台本自体初めて持ったんで”“1か月以上(稽古を)やったんですけど、蜷川さんからの、どういう感じでやってんのっていうのがなくて。あるところまで来ると『もう1回!』っていうのが10日間くらい続いた”と、2019年2月の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で振り返っています」(前出の女性誌ライター)

 初めての舞台で、いきなり日本を代表する演出家である蜷川さんと仕事をすることになった木村。

「蜷川さんの厳しい稽古で木村はボロボロだったといいます。ただ、そんな木村を共演俳優たちがしっかりフォローしてくれたそうです。壌晴彦(73)が発声を教え、不破万作(74)が励まし、桃井かおり(69)は木村の気持ちがドンと落ちてモチベーションが失われると、ご飯に連れて行くなど、手厚い周囲の支えがあったようですよ」(前同)

■ジャニーさんから「You、最悪だよ」

 そして、木村は最大の恩師とも言えるジャニー喜多川さんの手も焼かせていた。

「昨年4月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で木村は、ずっと怒られていた、とジャニーさんとの思い出を振り返っています。なんでも“You、むちゃくちゃだよ”“You、最悪だよ”の2つしかジャニーさんから言われなかったそうです」(前出の女性誌ライター)

 どんなときに「You、最悪だよ」と言われたのかも、木村は語っている。

「あるとき、木村は金髪のメッシュを入れて、先輩のバックダンサーを務めようと横浜アリーナに行ったといいます。そこで派手な髪型をジャニーさんに見られてしまい、“You、最悪だよ”と言われ、その場でスプレーを使い、黒髪に戻させられたと、昨年12月の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で話していました」(前同)

 若い日のヤンチャで、人より多く怒られたからこそ、今の木村が完成したのかもしれない。今後は、かつての偉大な先輩たちと同じように、自身のような素晴らしい役者・タレントを育てていってほしい。

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