「浜辺美波も決めた」有村架純、小松菜奈も…佐藤健「女を見る眼」天下一品

日刊大衆

佐藤健、浜辺美波
佐藤健、浜辺美波

 1月スタートの菅野美穂(43)主演の連続ドラマ『ウチの娘は彼氏が出来ない!』(日本テレビ系)。菅野の娘役である浜辺美波(20)の評判がとんでもないことになっている。浜辺は「漫画やコスプレに夢中な腐女子でオタクの女の子」というキャラクターを演じており、丸メガネや、オシャレとは無頓着な私服姿が、とにかく絶品、と視聴者のハートを掴んでいる。

「絶妙なキャスティングですが、実はその浜辺をこの役に推薦したのは、あの佐藤健(31)だったんです。『ウチカレ』の脚本は北川悦吏子さん(59)ですが、佐藤は17年の映画『亜人』で浜辺の兄を演じているほか、18年には北川脚本のNHK連続テレビ小説半分、青い。』に主人公(永野芽郁)の幼なじみ・律で出演しており、浜辺と北川、両方と面識があるんです」(女性誌記者)

 北川は、佐藤から浜辺について「オタクだったら浜辺美波さん、いいよ! 本物だから! 本物のオタク! そして、女優としてもいいと思う!」と推薦されたのがキャスティングした理由だと、『別冊カドカワScene04』(KADOKAWA)のインタビューで明かしているのだ。

■上白石の人間力の高さに気づいていた

「北川は、まず演じる役者ありきでキャラクターを描く“当て書き”という手法をとるタイプの脚本家です。『半分、青い』でも“佐藤健さんありきで律を考えた”と18年に『あさイチ』(NHK)で話していました。北川は、古くは『愛していると言ってくれ』(TBS系)で豊川悦司(58)、『半分、青い』では佐藤のほかに中村倫也(34)もブレイクさせている。

 そんな、日本を代表する脚本家に意見を求められ、採用されるということは、佐藤の審美眼はプロから見ても確かだということですよね」(前出の女性誌記者)

 最近、佐藤と共演した女優と言えば、20年の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の上白石萌音(23)だが、彼女について20年1月28日の『毎日キレイ』で佐藤は、

「たぶん同世代、誰よりもしっかりしているんじゃないですか? 人間力がやっぱりあります」「お姉ちゃんだからなのかな? 分からないですけど、そこは感心します。そういう意味で楽です。頼っちゃっていますね」

 と、上白石について語っていた。

「その後の上白石の活躍ぶりは目覚ましいの一言です。1月スタートの『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)に主演、2月スタートNHK大河ドラマ青天を衝け』では重要な篤姫役、21年度後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で主演と、こんなに続いて大丈夫か、と心配になるほど引っ張りだこです。佐藤の言うように、非常にしっかりした性格だからこそ、NHKも大河と朝ドラ両方に起用したのでしょう」(前同)

■小松は佐藤の指導で化けた

 上白石に限らず、佐藤と共演した女優は、飛躍的にステップアップを遂げることが多い。たとえば小松菜奈(24)だ。小松と佐藤は15年の映画『バクマン』で共演しているが、佐藤の演技指導で大幅に化けたことを、同年10月の『Peachy』インタビューで明かしている。

「監督が役作りの一環で“30分あげるから(佐藤と)二人きりで話して”と小松に指示し、佐藤が“キレイに見せたり、いい風に見せなくても、感情のままお芝居をすればちゃんとその顔になるから”など演技指導した結果、監督に“さっきとやっぱ全然違う。30分間与えてよかった!”と褒められたそうです。

 小松は“これからやっていく作品でも、健さんの言葉で気持ち的にもすごく楽になれた”としていて、2020年にはついに『糸』で『日本アカデミー賞優秀主演女優賞』を獲得しています」(専門誌記者)

 また、有村架純(27)は、佐藤がとりわけ高く評価している女優だという。

 有村は、佐藤とは16年の『何者』や19年のCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』、そして今年4・6月に前後編で公開される映画『るろうに剣心 最終章』などで共演している。

■有村を高く評価

「佐藤は有村を気に入っているのか、16年の『何者』初日舞台挨拶で“1番モテそうな人”という質問で有村を指名し“それは愚問じゃないですか。モテるでしょ実際に”としたり、19年の『ユアストーリー』完成報告会見では“舞台に立っているように表現すると、(声の演技は)よりよくなる”とアドバイスを送ってくれたことを、有村が感謝する場面がありました」(前出の専門誌記者)

『るろうに剣心』で、有村は“巴”という剣心の過去を知る重要人物を演じているが、佐藤はこれについても、

「僕の中に七年間(※実写第一作目が公開された2012年)内包されていたものが、突如実体を持って目の前に現れました。巴として初めてお会いするはずの有村さんに、どうしようもない懐かしさを感じました。それからの撮影の日々は、辛く悲しくありながらも夢のようで、今思い返しても、あんなにも美しく、そして儚い時間を過ごした経験はありません」

 と、非常に熱いコメントをしていた。

「有村も、圧倒的な演技力で知られていますよね。佐藤と共演したり、高く評価したりした女優はもれなく大活躍しているところを見ると、『るろ剣』を経ていま以上に大活躍するかもしれません」(前同)

 20年10月に『東京ドラマアウォード2020』で、「女心がわかるかというと難しい」としていた佐藤。これだけの女性を見る目の実績を見ると、またまたご謙遜を、というほかはないーー。

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