中居正広、田中みな実、さんま…YouTube「大嫌い」芸能人の納得理由!
2月5日放送の『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)で、元SMAPの中居正広(48)がYouTubeに対する考えを明かし、話題を呼んでいる。
この日の放送にはYouTubeの放送作家として、さまぁ~ずを担当する澤井直人氏と、四千頭身や丸山礼(23)を担当するダンプ氏がゲストとして登場。
進行を務める後呂有紗アナウンサー(26)から、もし中居が出演する動画を作るならどんな企画をやりたいか尋ねられた澤井氏は「リアルなプライベート見るだけで、めちゃくちゃ需要があると思います。ラジオなんかで中居さんが、“さぼてん”のなんかトンカツめっちゃ食うみたいな」と提案。
これに中居は「さぼてんのトンカツ好きだよ」と応じると、澤井氏は「そういうの食べてる動画とかだけでも」と伝えた。
しかし、中居は澤井氏のこの提案に「さぼてんのトンカツを食べてる動画?」と否定的で、「多分だけど、向いてないんじゃない? あの何だろう……ご飯を食べに行くロケとかあるじゃないですか。やっぱ好きじゃないんですよ。これでお金をもらうのは、みたいなところがもともとあるの。やっぱ汗かかないと、とか思っちゃう」と持論を展開したのだ。
「YouTubeでは出演者が、ただ何かを食べる動画も人気があります。しかし、中居には“それは仕事とは言えない”という考えがあるのでしょうね」(夕刊紙デスク)
■草なぎ&香取はYouTubeでも大人気
中居に対しては「汗をかかずにお金を貰うのは……中居くんのプロ意識」「汗かかないと仕事した気にならない 中居正広」と称賛の声が多数上がっている。
「新しい地図の草なぎ剛(46)は、2017年11月より『ユーチューバー 草彅チャンネル』を立ち上げてYouTuberとしても活動していて、チャンネル登録者数は110万人と突破するほどの人気を誇っています。また、香取慎吾(44)も昨年、YouTubeチャンネルを立ち上げています。ですので、中居がトンカツをただ食べる動画を見たいというファンは少なくないでしょう。
ただ、中居は今後もYouTuberとして活動することはなさそうですね。彼は現在の仕事のメインであるMC業の研究を欠かしません。長年、秘蔵のノートにはMCの仕事で使える考え方、言葉を書き記しているといい、そうした不断の努力があって今の自分の仕事が成立しているという考えなんでしょう。プライベートの一部を見せるようなことで金銭が発生することに、強い違和感を感じているのかもしれませんね」(前出の夕刊紙デスク)
とんねるずの石橋貴明(59)や佐藤健(31)など、大物芸能人がYouTubeに参入する例も増えているが、いまだにYouTubeに対して否定的なタレント、拒絶感を示すタレントは少なくない。
■さんまはYouTubeを“敵視”
明石家さんま(65)は、かねてからYouTubeに否定的な立場を明らかにしてきた。
2020年6月放送の『さんまのまんま35周年SP』(フジテレビ系)には、インスタグラムのフォロワー数日本一の渡辺直美(33)と、YouTube登録者数日本一のはじめしゃちょー(27)が出演。
渡辺から「2人ははじめましてなんですか?」と問われたさんまは「もちろん。ずっと(YouTuberを)敵視しているからね、俺は。昨日もちょうど週刊誌が家に来て、コロナのことを聞くのか思ったら、“宮迫さんのYouTube、お出になるんですか”って」と明かして、笑いを誘った。
また、テレビのリモコンにも「YouTubeボタン」がつくようになったとしつつ、「テレビの客がどんどん流れているのは事実。そしたら(YouTubeは)敵やろ?」と、再びYouTubeは敵だと発言。
これに、はじめしゃちょーが「芸能界の方がYouTubeに来たり……」と言うと、さんまは「ごめんな!」と謝り、「これはYouTuberに謝らなあかんねん。あれは素人さんの領域だった。俺はそう区切ってた」と説明。
そして「“素人さん”と言っても、“ここで生きていく”という人たちが面白いことをやる場(がYouTube)」とつけ加えつつ、「そこへプロが参入したらアカンと思ってた。「可愛そうやんか。一生懸命やってきた人が……」と、芸能人がYouTubeに参入したらYouTuberがかわいそうだと、同情したのだ。
■宮迫否定のさんまが“敵”YouTubeに参戦する日
「さんまさんの発言には、一部で“上から過ぎる”と批判的な声も上がってしまいました。ただ、さんまさんはずっとテレビの第一線で活躍してきて、テレビに育ててもらったという意識も強い。そういった矜持もあるからこそ出た発言ではないでしょうか」(放送作家)
闇営業問題で地上波のテレビ番組を降板した雨上がり決死隊の宮迫博之(50)は、2020年1月よりYouTuberとして芸能活動を再スタートさせた。
一部では、さんまは宮迫のYouTube参入に反対していたという報道もある。また、2020年6月の『週刊女性』(主婦と生活社)の取材に対し、宮迫のYouTube動画には「どんなにお金詰まれても出んわ!」と話していた。
「ただ、最近はYouTubeに対する態度を軟化させているようで、ラジオでも宮迫さんの動画に“俺は出てもええと思っとる”と話しています。
また、昨年11月の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でも“年末にYouTubeで開局して、宮迫の家、渡部(建)の家に行って。その間だけ俺がYouTubeやんねん”と、宮迫さんとアンジャッシュ・渡部建さん(48)の復帰のためにYouTubeに出る仰天プランを、笑いを交えながら語っていましたからね。
お笑い怪獣のさんまさんが、“敵”であるYouTuberでデビューする日も、もしかしたらそう遠くないのかもしれないと期待してしまいますよね」(前同)
■「若い人が見るもんだと思ってる」
有吉弘行(46)も、YouTubeやYouTuberに対してはネガティブな考えを持っているようだ。
2020年10月放送の『有吉ジャポンll ジロジロ有吉』(TBS系)には、人気YouTuberコンビのヴァンゆんが出演。
有吉に対して「(ヴァンゆんの)YouTube見たことありますか?」と質問すると、「全然見ないです。若い人が見るもんだと思っているから」とコメント。
また、ゆん(26)が有吉に叱られたがっているという話題になり、ゆんがその理由について「結構ご一緒させていただいてるんですけど、覚えられてないんですよね、多分。もうちょっと興味を持ってほしいなっていう意味での叱られたい、でした」と説明。
これに有吉は「YouTuberの連中ってさ、怒るとYouTubeに戻って文句言うじゃん!」と指摘し、スタジオの笑いを誘った。
■田中みな実もYouTube参入を即否定
元TBSアナウンサーの田中みな実(34)もYouTube参入を番組で否定している。
2020年7月放送の『サンデージャポン』(TBS系)には、ヴァンゆんがリモート出演。「スタジオの出演者で誰がYouTubeを始めたらいいか」という質問を受けて、ヴァンゆんは田中の名前を挙げた。
田中は2019年12月に発売した写真集が60万部を超えるベストセラーとなり、今や女性からは“美の象徴”として憧れの存在へとなった。そのため、YouTubeでメイク術などを公開すれば、間違いなく成功するとヴァンゆんは提言。
しかし、田中は「(YouTubeを)やると、ある一定額を毎月保証するよって言われましたけれどやらないです。やらない」と即答し、首を横に振ったのだ。
「田中は写真集をリリースするにあたって、期間限定でインスタグラムアカウントを開設しました。結果的に現在も田中のアカウントは運用が続いていますが、このブランディングが功を奏し、女性ファンが激増。写真集を購入した半分は女性だといいます。
また、自分が受ける仕事についてもかなり精査して、契約料が高いCMの仕事であってもイメージに合わないと判断すれば断ることもあるそうです。今の田中がYouTubeを始めたら、すぐに人気YouTuberになれることは間違いありません。それでも始めないのは自身の芸能界でのポジションをしっかりと意識しているからではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
■女優にYouTubeは不必要!?
田中は2020年8月に広末涼子(40)や戸田恵梨香(32)などが所属する女優系の芸能事務所に移籍している。また、1月28日発売の『女性セブン』(小学館)では、局アナ時代から出演してきたTBSの番組『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』と『ジロジロ有吉』を3月末に降板すると報じている。
「今後は女優の仕事を中心にしていくんでしょう。写真集を大ヒットさせ、美のカリスマとして崇められる存在となり、現在は女優モードに入っているわけです。
今の田中がYouTubeをやる必要はないと思えますし、むしろ始めてしまうと露出過多になり、早く飽きられてしまう可能性もあります。今後も長く活躍していくためには、むしろマイナス要素のほうが多いと考えているのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
次にYouTubeに参入する大物芸能人ははたして? そして、今年、辞める大物も出てくるのかも……!?