インパルス板倉、コンビ復活について明かす「俺に気遣っちゃってるんだと思う」」

2月2日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、前回に引き続きインパルスの板倉俊之(43)とアインシュタインの稲田直樹(36)と河井ゆずる(40)が登場した。板倉に「めちゃくちゃ憧れていた」というMCのオードリー若林正恭(42)が、2001年放送の『はねるのトびら』(フジテレビ系)(以下、『はねる』)や『エンタの神様』(日本テレビ系)などで、当時毎回数多く新ネタを披露していたインパルスの活躍に言及すると、板倉は「あれはね、本当に頭がおかしくなりそうだったのよ」とうなずいた。
当時のインパルスは、“売れっ子”で芸人仲間からは羨ましがられていたが、板倉はネタ作りについて「追っつかなかったわけよ」と振り返り、いつも「来週のネタどうするんだよ」という状態で、テレビ番組出演中にもネタを考えていたと振り返った。寝る暇すらないほど多忙を極めていたが、板倉は「でもね、不思議と振り返ったら楽しかったんだよね」とニッコリ。「頭がおかしくなりそうだった」と言いながら「楽しかった」と言う板倉に、若林は「情緒が不安定すぎる!」とツッコんでいた。
当時、オードリーも『はねる』にゲストとして出演したが、そのときの企画が春日俊彰(41)がオムライスを作るというもので、板倉とロバートの秋山竜次(42)が「本当はコントやりたいんですけどね」「今日はオムライス作るんすね」と企画に対して、不満を漏らしたりと、トガった態度を取っていたため、若林は「この現場はどういう現場だ」と居心地が悪かったと告白。板倉は「それね、綾部にも言われたわ。ピースで『はねる』に来た後、ルミネの楽屋で会ったら“板兄と竜次兄マジで改めたほうがいいすよ、態度”」と、後輩の綾部祐二(43)から、真剣に注意されたと語った。
■板倉、堤下に「43歳でキラキラしてんじゃねぇよ」
また若林が、今後のインパルスについて「これからもコントはやっていきたいって気持ちもあるんですか?」「そこは堤下さんと話すんですか? もしやるとなったら」と聞くと、「いやぁ、彼がね、どういうテンションか。もうちょっと難しいね」と板倉は首をひねった。若林が「本当、いろいろありましたね、板倉さん。人生」と同情すると、板倉は「俺なんか特大の十字架背負って生まれてきたみたい」と苦笑い。
若林が「コントやるってなったら、あれですか、腰重いですか?」と続けると、板倉はあくまで相方の堤下敦(43)の気持ち次第だといい、「向こうがたぶん俺に気遣っちゃってるんだと思う」「“俺が迷惑かけたのに、またネタ書いてもらって”みたいな」と、相方の心理状況を推測。板倉は、「この先、今度考えて、この配役でいったら堤下にやってほしいってものがあればやってもらおうと思ってる」「アイツがどう思ってるか」と心中を語った。
そんな堤下だが、最近料理の店を出したいと言ったり、野球の審判の資格を持ったりと、お笑い以外の夢を広げているそうで、板倉は「10代(並み)の多さだよ、夢の」「おまえ今、43歳でキラキラしてんじゃねぇよ、みたいなさ」とボヤきつつ、「もうしばらくしたら、なんか面白くなる気がするんだけどね」と期待も明かした。
堤下は2017年、抗アレルギー薬と睡眠導入剤を飲んだ状態で車を運転、朦朧としているところを警察に発見され、書類送検された。また同年、赤信号で停止中のゴミ収集車に追突し、収集車に乗っていた2人に軽症を負わせるという不祥事を立て続けに起こしてしまった。
板倉のトークに視聴者からは、「板倉さんの自虐が面白すぎる」「インパルスはほんと、スゴイな。堤下があんな感じになっちゃったけど最高のお笑いコンビだよ」「堤下と一緒に出てるとこ見たいよな」「堤下、戻ってこーい!」「アンタッチャブルのときみたいに、『脱力タイムズ』でネタを披露したら面白そう」など、さまざまなコメントが上がった。いつかまた2人がそろった姿を見ることはできるのだろうか。