瀧野由美子「STU48の顔」はサックス女子&鉄子でもあった!【アイドルセンター論】

日刊大衆

※瀧野由美子/画像はEXwebの記事(https://exweb.jp/articles/-/56424)より抜粋
※瀧野由美子/画像はEXwebの記事(https://exweb.jp/articles/-/56424)より抜粋

なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
STU48 瀧野由美子(前編)

 2017年に48グループの8組目として瀬戸内を拠点に結成されたSTU48。グループの顔として結成初期から牽引してきたのが瀧野由美子だ。数ある48グループの中でもとりわけ地元のPR色が強いことでも知られる、STU48の絶対的センターについて考えていきたい。

 瀧野由美子は1997年生まれの山口県出身。小学生の頃からアイドルへの憧れはあったものの、STU48に加入するまでオーディションを受けたことはなく、中学入学と同時に入部した吹奏楽部でアルトサックスに熱中していた。高校卒業後はサックスを勉強するために広島の音楽大学へと進学。

 STU48結成のためのオーディションを知った瀧野は、人生初のオーディションを受けることを決意。アイドルのオーディションでは、アイドル曲でアピールをするというのが通例となっているが、瀧野はディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の劇中歌「輝く未来」を歌ったことでも注目された。

 STU48に加入することが決まった瀧野はAKBの48thシングル『願いごとの持ち腐れ』のカップリング曲『瀬戸内の声』でセンターに抜擢。満を持して発売されたデビューシングル『暗闇』でもセンターに名を連ねると、5thシングル『思い出せる恋をしよう』までセンターを務め、AKB48のシングル曲への参加やAKBとして紅白への出場、ドラマ『マジムリ学園』(日本テレビ系)への出演など、STU48の顔として活動してきた。

 2019年の『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では初めてアップカミングガールズに選出されている。まだよちよち歩きの状態のSTU48をセンターとして支えてきたのが彼女である。

 そんな瀧野はサックスという趣味を活かし、2017年の『第7回AKB48紅白対抗歌合戦』で『僕らの音楽』オープニングテーマを生演奏するなど、見事な腕前を披露。2018年に発売されたサックス専門情報誌『ザ・サックス vol.88』(アルソ出版)では「アイドル界に現れた本格サックス女子」として瀧野が特集され、表紙も飾っている。

 また、鉄道好きというマニアックな趣味を持っている瀧野。幼少期には家族と鉄道博物館などにも行っていたそうで、そこから鉄道に興味を持つようになったそうだ。中でも特に新幹線が好きだと語る彼女は、単独の冠番組『STU48瀧野由美子の恋する青春48きっぷ〜0系からリニアまで!新幹線全制覇プロジェクト〜』(テレ朝チャンネル1)を持つことになり、溢れんばかりの新幹線愛を爆発させている。今後このような趣味を通して、活躍の場を広げていくことも十分あるだろう。

(文=川崎龍也)

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