定期的にテレビゲームで遊ぶ男の子はうつ病になるリスクが低いという研究結果 (2/3ページ)
そうした体を動かさないライフスタイルと関係が深いのが、今時の画面事情だ。じっと座っている人たちが何をしているかと言えば、スマホやPC、あるいはテレビ、ゲームといった画面を見ているのである。
そこでカンドラ氏らは、この点をさらに深掘りするために、子供たちの画面を見る時間(スクリーンタイム)についてもっと詳しく調べていることにした。
分析されたデータは、「ミレニアム・コホート研究(Millennium Cohort Study)」に参加した11,000名以上の思春期の子たちのもの。
ミレニアム・コホート研究では、11歳の時点でのSNS・テレビゲーム・インターネットを利用する頻度、ならびに14歳の時点でのうつの兆候(落ち込む、楽しくない、集中力がないなど)の有無を明らかにする質問がなされていた。
またデータの分析にあたっては、社会経済的地位・運動量・いじめの有無・それ以前の感情といった、結果に影響を与える可能性がある要因も加味された。

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・毎日ゲームで遊ぶ男の子はうつになりにくいことが判明
その結果、11歳のときにほぼ毎日ゲームで遊んでいた男の子は、月に1度未満の子に比べて、3年後にうつ病の兆候を示すリスクが24%低いことが判明したという。
ただし、これはあくまであまり運動をしない男の子についてしか当てはまらない。運動をする男の子では、少なくとも統計上有意な形でそのような違いは見受けられなかったとのこと。
また男の子に限っての結果で、女の子ではそのような違いが見当たらなかったそうだ。
研究グループによれば、あまり運動をしない男の子は、ゲームから喜びを得ているばかりか、それが他人との交流手段にもなっている可能性がうかがえるという。