この手があったか!壊れたファスナーを1分以内で直す方法【ライフハック】

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この手があったか!壊れたファスナーを1分以内で直す方法【ライフハック】
この手があったか!壊れたファスナーを1分以内で直す方法【ライフハック】


 ブーツやカバン、衣類についているファスナーはボタンを留めたり、紐を結ぶよりも簡単で便利だが、壊れてしまうと閉まらなくなってしまうのが難点だ。

 そんな時、ファスナー交換をしなくても、自宅で簡単に直せるライフハックを、イギリスの靴修理店の男性が紹介している。

 必要なのは2つの道具だけ。ペンチとハンマーのみだ。これらがあれば1分以内で壊れたファスナーが直るという。
・壊れたファスナーの9割は自宅で直せる

 ケント州の靴修理人マーティン・ジョーンズさんは、今月5日にTikTokやインスタグラムで、自宅で簡単に壊れたファスナーを直せる方法をシェアした。

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original cobblers(@originalcobblers)がシェアした投稿


 動画の中で、ジョーンズさんは「ファスナーが閉じなくなってしまったから新しいファスナーに交換して、と店に持ち込む顧客が多いですが、大抵の場合、修理のお金をかけずに自宅で簡単にファスナーは直せます」と説明し、実際にその方法を披露した。


・1分で壊れた部分が修正される

 この方法はファスナーを閉じようとしても開いてしまう場合の直し方だ。ファスナーをあげたのに、閉まってないことってあるよね。

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 こうなってしまった場合、まずファスナー部分を硬い台などの上に置いて固定するよう勧め、ファスナーの構造を勘単に説明。

ファスナーは、上下2つのプレート上を平行に走り、スライダーが歯車の原理で噛み合うことで、エレメントを閉じる役割を果たしています。

でも、これが頻繁な使用によって摩擦を起こし、歯車が噛み合わなくなってしまうんです。そうなると、一方のエレメントが他方の上に重なってしまうため、閉じようとしても開いてしまうという状態が発生するのです。

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 ジョーンズさんは、この問題をペンチとハンマーを使って1分で解決した。

スライダーの柱の付け根部分をペンチで挟み、ハンマーで上からポンと叩きます。この時、あまり強く叩き過ぎないようにしてください。壊れてしまうといけませんから。この方法で直らない場合は、修理屋に任せてください。でも、大抵のファスナーはこの方法で直ります。

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 簡単にファスナーを修理したジョーンズさんは、最後にシリコンワックスをファスナー部分に塗ると、より開閉が滑らかになると勧めている。

 この動画を見たユーザーらからは、「目から鱗。素晴らしいアイデアをありがとう!」「これで自分でも修理できる」「冬のコートのファスナーが壊れていたから修理に出そうと思ってたけど、お金を節約できた」「ペンチとハンマーのみでできちゃうなんて。教えてくれて助かった!」といった喜びの声が寄せられている。

 というか私の場合、壊れていないファスナーでも、左右の挿入部分で苦労してなかなか上げられないほどの不器用さ加減だから、この方法を試しても成功する予感があまりしないが、普通の手先を持つ人なら試しにやってみるのもいいかもしれない。

written by Scarlet / edited by parumo
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